前を向いてみたら どうですか?
今回は時間がないので簡易感想です。
久利生公平(木村拓哉)と馬場礼子(吉田羊)が『St.George's Tavern』で飲んでいる。
さばき切れない案件を頼んだ礼子が、申し送りを兼ね、お礼として久利生に飲み代をおごることに。
酔って昔付き合っていた男の愚痴をこぼしだす礼子。
ついには、礼子の口から久利生もビックリの男の名が飛び出した。
次の日、久利生は礼子に頼まれた事件の取り調べを始める。
被疑者は城山圭吾(竹財輝之助)。
城山には同居中の恋人、綾野さくら(中村ゆり)への暴力による傷害容疑がかけられていた。
城山は、別れを切り出されてカッとなったと素直に容疑を認める。
取り調べを終えた久利生は、川尻健三郎(松重豊)に熱海への出張を申し出る。
城山の被害者、さくらの事情聴取のためだ。
もちろん、麻木千佳(北川景子)も同行を申し出るが、1泊2日の2人きりの出張と聞いた宇野大介(濱田岳)は気が気ではない。
そんな城西支部に、検察官請求予定証拠の閲覧のため梶原洋人(戸次重幸)が来ていた。
顔を合わせた礼子と梶原は驚く。
2人は元夫婦だった。
この話に、田村雅史(杉本哲太)、末次隆之(小日向文世)の胸が騒ぎ出す。
遠藤賢司(八嶋智人)たちも興味津々。
久利生は千佳と熱海へ。
だが千佳の風邪が悪化し、久利生は千佳をホテルに残して、さくらに会いに行く。
母親に伴われて久利生と面会したさくら。
母親は城山の処罰を求めるが…。
男女関係の問題点と続けるむずかしさ。
そういうのを一気に見せた回だったので、正直あれもこれも!?って印象だったかも。
礼子と昔の旦那の話は必要だったかなぁ?
嫉妬させたところで、結局は田村は出世のために別れる事はないだろうし。
なんかそれをのらりくらりと皆を巻き込んで見せただけって感じでしたわ。
それと気になったのはやっぱり麻木と久利生の関係。
なあんかそういう方向に持っていきたくて仕方ない感じで・・・。
じゃぁ雨宮の事はどうするんだとかね思ってしまうわけですよ。
今回の事件は、ダメな男を許し続けてしまう女性のお話。
ついに相手の女性に傷害事件まで起こして裁判沙汰になってしまうのだが・・・城山を気に入らない母親は厳罰に処罰を求める。
だが、当人であるさくらはどこかで城山には自分がいなくてはと、擁護してしまっていたよう。
だから裁判までは起こさなくてもいいのではと思っているようで。
そんな彼女と別れると、今までありがとうと彼女へ返した思い出の数々。
最後の手紙にはしあわせになってくれと書かれてあった。
それを見てさくらは久利生に彼を許すと言い出してしまったのだ!!
久利生はそれを聞いて、法律とかそういうのではなく自分の個人の意見を言うと前置きしてさくらに真実を告げる。
「正直言って、城山さんひきょうじゃないっすかね?
いや。
確かに反省してるとは思うんですけど。
さくらさんと別れるつもりっていうのは、俺嘘だと思うんですよ。
何かこういうことをすればさくらさんは許してくれるって分かっててやってんじゃないかなと思って。
いや。
だって実際そうなっちゃってるし。
さくらさん。
今までもこういうこと繰り返してきたんじゃないっすか?
私がいなければ彼は駄目になっちゃうって。
まあ、どういうふうに言えばいいかちょっと難しいんですけど。
前を向いてみたらどうですか?
これからの自分に何が大切なのかをちゃんと考えるって」
だが、仕方なく城山と付き合ってるわけじゃない、好きだからと反論するさくら。
「だったらなおさら彼の間違いを、甘えを許したらいけないんじゃないですかね?
彼がやったことっていうのは犯罪になることですから。
で、もし裁判で有罪判決になったとしても、さくらさんの気持ちが本当のものだったら全然大丈夫じゃないっすか?」
久利生の言葉で目を覚ましたさくら。
どうやらこのまま裁判は行われる事になるよう。
現実を城山にも受け止めさせなければならないのだ。
その上でお互いが許し許され、なお愛していたらそれは本物ではないのかと・・・。
そして礼子も元夫に誘われるけど、きっぱり今は別の道を歩んでいるのだからと断ってしまう。
こちらは何か吹っ切れたようで、仕事も順調のようで。
ただ、やっぱり田村をギャフンと言わせるにはまだまだのよう。
今回ずっと風邪をひいていた麻木。
久利生は看病や気遣いを見せたのだが・・・それに気が気でない宇野。
しかも、最後はどうやら麻木の風邪を貰ってしまったような久利生。
それは何があったのか、気になってしまうのは仕方ないんじゃないかと。
って事で、事件自体はあまり重いものでもなく、どちらかというと気持ちの方が難しかった案件って感じ。
確かにダメな奴ほど自分がなんとかしてやらなきゃと思ってしまうんだよね、女って。
この裁判が城山のお灸になればいいけどね。
確固たる証拠を突きつけ追い詰めるだけじゃない。
こんな風に起訴しようとしている側のフォローもあるんだ。
ちょっと久利生にしては意外な行動に見えたけど、でもちゃんと依頼主を見ているからこそ出る言葉かと。
しかし最後のマスターの電話。
すいか取り出して
「あるよ」で収めてしまったもんなぁ。
会話できないのかな、最後まで?
なんだかんだで終盤まで来ちゃいましたけど、この作品の着地点がどこにあるかって話かな。
映画に続くので、それを絡めるのか否か。
で、何より雨宮が登場するか否かってのも気になる所だよな。

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久利生公平:木村拓哉
麻木千佳:北川景子
田村雅史:杉本哲太
宇野大介:濱田岳
井戸秀二:正名僕蔵
馬場礼子:吉田羊
St.George's Tavern マスター:田中要次
小杉啓太:勝矢
川尻健三郎:松重豊
遠藤賢司:八嶋智人
末次隆之:小日向文世
牛丸豊:角野卓造
◆ゲスト
梶原洋人:戸次重幸
城山圭吾:竹財輝之助
綾野さくら:中村ゆり
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