◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆
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なぎさ美緒
アニメ感想メインで、声優話・BL話・ドラマ感想・舞台の感想レポ(四季・宝塚etc)なんかをまったりと日記で書いてます。TB・リンクフリーですのでお好きにどうぞ~(^^)
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洸の重荷-------------。 医者は母の病状を告げるのを渋った。 今母のそばに居られるのは俺だけなのだと訴え、ようやく教えてくれた病状。 母は肺にガンが発見された。 腰の痛みは骨への転移だそう。 しかも末期症状。 余命半年を宣告されてしまった洸。 だがそれを隠していつも通りの対応をしてみせた。 母の前では何でもないふりをして、腰の痛みはヘルニアじゃないかと誤魔化した。 咳は風邪だろうという母の言葉を肯定した。 でも・・・母はちゃんと洸の態度を見抜いていたのだ。 自分はもうダメだと・・・。 陽一に電話をかけて洸の事を頼む母。 洸はそれまで母のために、母を楽させてやるためにいい高校に入って、大学へ行って、いい会社に入る事だけを考え、ほとんどの時間を勉強に費やしてきた。 切りがいいところまでやるからと、一緒にご飯も食べなかった。 母は笑って勉強よりも一緒にご飯食べたりテレビ見たりの方が大事だと言っていたのに・・・。 あの時間はもう戻らない。 「俺は、間違えたんだ・・・もっと大事な事があったのに」 必死だっただけ。 でも、もう間に合わない。 一人の部屋。 思わず嗚咽を漏らして泣いた洸。 その時、突然鳴った電話。 それに出る事も出来ず見つめるしかできなかった洸。 切り替わった留守電に入った声は・・・陽一だった。 ためらいがちに洸の名前を呼んだ兄。 あの日、母さんの事頼むなと言われたのに!! 気づけなかった。 どこで気づけば間に合ったのか。 「ごめんなさい!! ごめんなさい!!」 悲鳴のような謝罪の言葉を吐きながら泣きじゃくる洸。 うぉぉぉ。 梶くんの演技がすごすぎて泣けたよ。 やばかった。 洸が陽一とうまくいってないのは、力になってくれなかった兄を責めてるわけじゃなくて、むしろ逆。 自分が母を守ってあげられなかった事を謝罪もできず、逃げているだけなんだ。 暗闇の中、ただごめんなさいと泣くしかできなかった洸。 そんな洸の名前を呼んで必死な顔をしてかけてきた光は--------双葉。 昔の夢を見た洸は目を覚ますのだった。 目を覚ましても罪は消えない。 そして母はもういない。 大事なものは作らないとあの時誓ったのだ。 そして翌日。 今日も勉強会を開く気満々の4人。 洸はお節介焼きの4人を撒いて、図書室で勉強する前にトイレに行くと言って、そのままトンズラしてしまったのだ!! 今から追いかければ間に合うと立ち上がった双葉。 だがその時、隣に座っていた男子とぶつかり足を踏み、あまつさえ倒れた拍子に彼の上に乗り上げてしまい、手をついたらそこは・・・あぁ、自粛!! わはは!! なんじゃこのコント(><) でも新しいなぁ。 男子が倒れた拍子におっぱいに・・・ってのはよくあるけど、男子のあれに触ってってのはないよな。 新鮮で笑えたわ。 結局追いかけたものの見つけられなかった4人はドーナツ屋でお茶をすることに。 今日の洸は何か雰囲気が違った。 そう感じた小湊。 何か抱えているものを彼も感じたよう。 「まるで猫みたい」 そう称した修子。 でも小湊はそんな洸が好きだというのだ。 夏休みはみんなで遊ぶと決めたのだ。 皆は扉を開けて待ってるのに。 もどかしさを感じる双葉。 早くそこから出て来い!! 扉を開けろと思う双葉。 そして乗り込んだ家。 だがそこにいたのは陽一。 どうやら洸はまだ家に帰ってきていないようで。 洸が心の扉を開けてくれないとぼやく双葉。 鍵をかけて・・・しかも二重の。 開け方がわからないという双葉に、陽一もそれで悩んでると苦笑。 それに洸の場合鍵ではなくドアノブすら忘れているのだと笑ったのだ。 なら双葉がする事はひとつだけ。 「ぶち破ってやる!!」 そして双葉は洸がいつも屯っていたあの場所へ行く事に。 そこには今日もぼうっとしてただ人の間に紛れて座ってだべっている洸の姿が。 「洸!!」 思わず叫んで近づいた双葉。 声に振り向いた洸は、夢と同じく双葉が必死な顔して走ってくるのを見てしまう。 洸はいつまでそういうのを続けるつもりなのか? 思わず聞いてしまう双葉。 「いつまでもそうしてて逆に疲れない?」 意味などない。 何をやっても意味などないのだ。 やり直しがきく双葉にはわからないと。 思わず双葉はそんなことをしてたらお母さんが悲しむと言ってしまう。 だが、そんな事は洸だって百も承知なのだ。 それでもどうしようもない事もあるのだ。 やせ細っていく母親を毎日傍で見ていた洸がどんな気持ちだったか、双葉に分かるわけないと・・・。 そう。 洸はその時のまま苦しんでいるのだ。 流れた涙。 洸の痛みは分からない。 悔しくて、わかりたくて、なんとかしてあげたいと壁をぶち破ろうとしたいのに・・・!! もどかしい。 その勢いでぶつかる双葉は洸を押し倒してしまったのだ。 何故小湊たちも皆心に入ろうとするのか? 「そういうの、怖いんだよ」 「もう手遅れだよ!!」 怖いと思う事はもう私たちの事を大事に思ってる事なんだ。 また失くしたらと思うと怖くて。 失くしたものが大きすぎても、小さなものをかき集めて。 「洸の頑張る理由くらいにはなる!!」 それでもし洸を責める奴がいたら、私がブッ飛ばしてやる!!と叫ぶ双葉。 「許されたかったんだ」 毎日に意味を持つ事。 思わず見開いた目から涙が零れ落ちる。 抱きしめた双葉の事。 「本当はずっと、こんな嵐みたいなものを待っていたのかもしれない----------」 許しを請う事も出来ず、向き合う事も出来なかった過去の痛み。 洸の扉を開けたのは、双葉の言葉だった。 一生懸命にあけてくれた心の扉。 求めていた許しを与えられ、洸はまたあの日と同じ涙を流した。 だが、それはもう苦しみではない。 心が洗われただろう。 劇的に何かが変わるわけではないのだろう。 それでも洸は許されたことで変われる。 また大事なものを持ってもいいんだと考えられるだろう。 いいね。 こんなに一生懸命他人の事で熱くなってくれる人がいるなんて。 青春だな。 今回も胸熱回だった。 【楽天ブックスならいつでも送料無料】【コミック・書籍全巻セット】【2倍】【新品】【送料無料】アオハライド 1-10巻セット【漫画 全巻 買うなら楽天ブックス】 [ 咲坂伊緒 ] 【楽天ブックスならいつでも送料無料】アオハライド Vol.1 [ 内田真礼 ] ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪ 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております ↓ <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/54708327d0e2d01b87446933a62e1828/ac
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