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世界で一番愛する人と国際結婚

結婚に対する価値観の違い

昨日までのシングルライフ中に、 私書箱にいただいたメッセージにガンガン返信を していたのですが、、、 まだ全員にお返事しきれなくてごめんなさい。m(__)m もちろん、既に全部読ませていただいていますが、 私の経験したことないような状況の方などには、 何と申し上げていいのやら、、、、 時間がかかってすみません。 その中で、アメリカ人の彼と遠距離中のYさんからいただいたご質問は、 以前の私の状況と同じ、比較的答えやすい内容だったので、 ここで取り上げてみたいと思います。 『コミットメントフォビアの男性に、どうやって、 自分の結婚願望のことを理解してもらうか。』、ですね。 実はブランは、私が何も言わなくても察してくれてしまう タイプなのですが、、、、 でも、唯一、言わないとわからないのか、 分からないふりをしているのか 私にも読めなかったのが、結婚のことでした。 「結婚のことは考えているけど、今はまだ分からない。」 と、あやふやな状態のまま遠距離恋愛になってしまった。 でも、彼からは相変わらず毎日連絡が来るし、 遠距離恋愛最初の4ヶ月の間に3回も会っていた。 このペースなら、ずっと遠距離恋愛を続けられそうとさえ思った。 でも、婚約という形をとってくれないと、私は不安で自信がなかった。 遠距離恋愛4ヵ月後、確かニューオリンズへの旅行中、 以下の内容で、私はブランに自分の気持ちを伝えました。 *************** 私は、ブラン社というところで、契約社員として3年以上働いてきたの。 そこは今までにないくらいとても素晴らしい会社で、 私の天職だと思える仕事だったわ。 そしてそれは、ブラン社じゃなければできない仕事なの。 その仕事を得て、私はとてもハッピーだった。 昔は、色んな職を試してみたかったし、 仕事以外にやりたいことが沢山あったから、 契約社員のほうがよかったのだけど、 その仕事こそが私にとって天職、それ以上の仕事は 今後できないだろうと思ったから、 是非そこで正社員になりたいと思ったの。 あれ程、正社員にはこだわっていなかったのに、 安定した状態を望むのは、可笑しいことなのかな。 でも、そうすることによって、私はブラン社の社員である 自信と誇りを持てるし、その仕事に対してもっと責任感が生じ、 その仕事にコミットすることが、 とても自然なことのように思えたの。 ところが、そのブラン社は、私を正社員にすることを 考えてはいるものの、まだいつになるか分からないと言うのよ。 会社のほうにも、諸事情があるのだと思うけど、 私はちょっぴりがっかりしてしまったの。 でも、私はその仕事が好きだから、契約社員でも 構わないと思っていたわ。 ところが、ここ数ヶ月、季節労働者のような感じになってしまって、 年に数回しか働けなくなってしまったのよ。 でも、その会社は私がまだ必要みたいで、毎日 連絡を取ってくるの。今度は、来月か再来月の オファーがきているわ。 私は今後、どうすればいいのか分からない。 私が天職だと思っていただけで、実は違うのかな。 別の仕事を探したほうがいいのかな。 *************** ブラン社というのは、もちろんブランのことで、 天職とは運命の人で、契約社員とは恋人で、 季節労働者とは遠距離恋愛のこと、 正社員雇用は結婚のことなのですが、、、、、 恋愛と仕事は、全く違いますが、 私の気持ちを彼に分かり易く説明するために、 あえて仕事に例え、伝えてみたのです。 もちろん、食事の後のリラックスした状態で、 明るく軽いノリで、だからと言って冗談ぽくでもなく、 私はどうしていいのか分からないから、貴方の意見を 聞かせて欲しいと付け加えました。 それでも、まだ、 「結婚のことは考えているけど、まだ分からない。」 という彼の態度に業を煮やした私は、ニューオリンズから帰国後、 ついに連絡を取らなくなってしまったのです。 あのまま連絡を取り続けながら、他の人を探すことも できたかもしれませんが、 私の場合、きっぱりとブラン社を辞めてしまわないと、 期待している間は、次の会社を探すこともできないと思ったのです。 あの時は、それで彼を追いかけさせようなどという 気持ちはもうとうなく、 本気でもう二度と、一生会えないかもしれない覚悟で 連絡を絶ちました。 結局、その後彼は、結婚以外に もう私とよりを戻す方法はないだろうと思ったようなのですが、、、 今まで一度も結婚願望を持ったことがなかったブランには、 私の気持ちが、本当に分からなかったのだそうです。 そして、彼の気持ちが分からなかった私も、万が一辛い離婚を 経験したら、その時はやっと、 当時の彼の気持ちが分かるかもしれないです。 今も少し理解できるのが、将来、万が一、ブランと別れることになり、 私に再婚する可能性があるとしたら、その時は、 もう結婚という形は取らないで同棲するか、 同棲した後に、必要があれば結婚するという形を取ると思います。 そして、ブランは辛い離婚調停時代のトラウマだけではなく、 当時、結婚を決意できなかった、別の理由もあったのです。 長くなったので、これはまた次回にします。


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