2011/06/23(木)16:04
「絶望の先に人への信頼」
日経夕刊(6/22)文化欄に載っていた作家の林京子氏の話(長崎被爆者が見た「フクシマ」)から。
林氏は15歳のとき、爆心地から1.4キロ地点で被爆。
炎の中を逃げる途中、見知らぬおばさんと一緒になった。
そのおばさんの家まで行くと、町全体が焼き尽くされて跡形もなく、家族も全滅。
にもかかわらず、ひとりで家族のもとに帰る少女を心配して、なけなしの十円札を「持って行きなさい」と、着物の襟にはさみ、その上、「もし家族がだめだったらここに来なさい」と自分が身を寄せる郷里の住所まで書いてくれた。 とのこと。
自分がそのおばさんだったら、そこまでできたかどうか自信がありません。
けれど、いざというときにはそんな大人でありたいと、切に思いました。
人を信じていたから、私は命について書いてこられました。
あんな体験をしてなぜ、と尋ねられますが、どん底まで人間の悲惨さを見たら、人は優しくなるしかない。 とも。
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