『平成20事務年度の法人税、源泉所得税の申告(課税)事績』国税庁
国税庁が、平成20事務年度の法人税、源泉所得税の申告(課税)事績をまとめ公表しました。http://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2009/hojin/index.htm もともと予想され、生活実感のとおり、大幅な減少になっています。 ◎法人税の申告所得金額の総額は38兆円と大幅に減少 法人税の申告件数は280万5千件で、その申告所得金額の総額は37兆9,874億円、申告税額の総額は9兆7,077億円と前年度に比べ、それぞれ20兆8,370億円(35.4%)、4兆8,244億円(33.2%)といずれも大幅に減少しています。◎黒字申告割合は29.1%で初の30%割れ 黒字申告割合は29.1%と、前年度に比べ3.3ポイント減少しており、初めて30%を割り込んで過去最低となりました。◎源泉所得税額は2年連続で減少 源泉所得税額は14兆811億円で、前年度に比べ9,116億円(6.1%)と、2年連続で減少しています。 法人の申告所得金額と税額は対前年比3割以上減り、黒字申告の割合は3割を切っています。もともと厳しかったところに、さらに急激に悪化したのが現れているようです。何とか企業、会社、事業者が生きていけるような対策がとられるといいのですが。 ーーーーーーーーーーーーーーーファイナンシャルプランナー&税理士のHP今一実税理士事務所 ーーーーーーーーーーーーーーーー