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昨日、とある事情があり、愛用のオメガの腕時計をオークションに
出品したんです。 結果、先ほど入札が入っちゃいました。大切な時計だったので、 「売れて欲しくない」なんて気持ちもどこかにあり、相場よりも 高い値段で設定していたのですが。 ありがたい反面、淋しいような、悲しいような気持ちでいっぱいです。 確かにお金がないってのもありますが、今回はちょっとした事情が ありました。 僕にとって大切な人が、大事な物を手離さなければならなくなった のです。それでなぜ僕が?って感じですが、その人の辛い気持ちが 痛いほど分かるからなんです。「痛み分け」ってワケでもないけど、 自分にとって大切な人が辛い思いをしていて、何もしてあげられない 時って、馬鹿な僕にはこう言う手しか思いつかないのです。 ネイティブみたいな発想ですが・・・(ポトラッチ?) それでどうこうなる訳ではありませんが、せめて同じ場所に立つこと は出来ます。大したことではないし、相手には迷惑かも知れないけれど、 ある意味ゼロに戻れると言うか、再スタート出来ると言うか、 お互いの気分の転換にはなれるような気がします。 自分勝手な理屈で申し訳ありませんが。 オークションに出した際、 「思い出があるでしょ? 出しちゃ駄目だよ」みたいなことを 言われたのですが、僕は大切なものには「思い入れ」はあるものの、 「思い出」を結び付けることはしないんです。だからウチには 思い出の品なんて言えるものはほとんどありません。ドライな考え なのかも知れないですが、形あるものって、やっぱりいつか消えて しまうじゃないですか。思い出は、心の中にあるだけでも十分だと 思うのです。 だから、物はなくなっても、本当に大切なものはそう簡単には 無くならないです。 ・・・何が言いたかったかよく分かりませんが、とにかく 「さよならオメガ」って話でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
こんにちわ。
素敵な理屈だと思います。 (2004年03月08日 14時09分28秒)
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