ドイツ通
いつか書こうと思っていた、この番組の感想を書いてみよう。今週になって3,4回既に見ている。。この間、ナイフを無くした事をワザワザ書いたのも、この「ドイツ通」をみたからです。なんかドイツの人の物を大切にする心をみていて、なんでもかんでも使い捨て状態の自分が恥ずかしくなった。そして、これも偶然なのか、昨日の地方紙の中に入っている冊子?にドイツの特集があったから。PEAP年に1回デパートで「ドイツ展」が開かれるのですが、それにちなんでの特集でした。熊本市はドイツのハイデルベルグと姉妹都市なので、よく開催されてるようです。ドイツ展の時に出てる、ソーセージとかパンとか美味しいんですよね~そして、このドイツ通・・(娘にDVDに名前書いといてと頼んだら「ドイつー」と書いていた)なんですが、堤真一が堤真一を演じている番組ですよね・・素ではない、でも演技でもないというどっちつかずの状態が見ていてドキドキ。ベニスでゴンドラに乗って「ボンジョルノ~」と言うところなんて堤真一が役名堤真一を演じている感じ。このドイツ通はたくさんのスタッフが行かれていたんでしょうね、スタイリストさんはやはりいつものあのひとでしょうか?何処の場所でも衣装が派手すぎず、地味すぎず、どれもドイツにピッタリの衣装。ポルシェに乗る時の、ボンバージャケット??っというのかな?あのジャケットもけしてスポーツ系のスピードを感じさせないオシャレなポルシェのイメージにピッタリ。もしフェラーリだったら、あのジャケットは重い感じがしませんか?(同意を求めてみる)フライブルグ他色んな場所で着ている赤茶色のジャケットも街並みにピッタリの色合いちょっと長めのジャケット丈がプライベートと思わせるような感じをだしている。ライカでカメラを買ったときの喜びようは私がみても可愛い~と思ってしまった。唯一プライベートを感じるのがバーの語り、線の細い関西弁が程よく混じって、ちょっと酔いもある感じでビールもうまそうに飲んでますね。ベルリンでのオペラ座でのナレーションはしっかりしているのに、実際の言葉はロレツが回っていない、かなり飲みましたな?お主。ベルリンの黒い服装は一番堤さんっぽい、衣装だったけど、ベルリンの壁のアートを邪魔しないように黒のジャケットというのはちゃんと計算されているようでした。でもね、私が好きだったのは食事のシーン。白いおろしたてのシャツに黒のセーター、その前に置かれた赤バラが印象的。食事の仕方もとても紳士、あの席の前に私も座らせていただきたかった・・移動の時に、肩から大きなカバンを掛けてるのも意外でした、あんな格好で移動しているんですね。そして、この「ドイツ通」で一番印象に残ったシーン。カイザー城で肘ついて、夕焼けを見ながら「一人は寂しい」っとぼやく所・・あんなに綺麗な夕日をみたら、誰かに見せたいよね。良いものを見た時、感じた時って誰かに教えたい、でもそれを伝える人がいない時のさみしさは、感動以上に寂しさを感じてしまうんですよね・・。堤さんも普通の一人の男なんだな・・と感じた瞬間でした。そして、結局ドイツの事については何も書いていない・・これじゃ「つつみ通」じゃん。そろそろ熊本でもこのドイツ展を記念してこの「ドイツ通」放送しても良いんじゃないですかね?T○Uさん。最後になりましたが、このドイツ通を見る機会を与えてくださった縁に感謝します。