テーマ:読んだ本の備忘録(83)
カテゴリ:読書の記録
三笠書房の『王様文庫』 本体533円。
グリム兄弟が最初に編さんしたものでは、特に子ども向けということを意識しないドイツの民話や伝記で、残酷な内容も多く含まれていた。 版を重ねるごとに改訂が加えられ、子ども向けのお行儀の良い内容に手が加えられていった経緯がある、とのこと。 「ヘンゼルとグレーテル」 「長靴をはいた猫」 「灰かぶり(シンデレラ)」 「赤ずきん」 「兄と妹」 ‥など。 そもそもの人間の残酷さや、中世の厳しい暮らしぶりなどが伝わってきて、『大人』が読むにはこの『初版』はなかなかに深いものがあり、悪くないな、と感じた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年10月24日 22時14分34秒
コメント(0) | コメントを書く
[読書の記録] カテゴリの最新記事
|