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カテゴリ:インターネット
>インターネットバンキングの利用者の預金が不正に引き出された
>事件で、犯人はネット通販販売事業者などに、顧客を装って、 >「スパイウエア」を組み込んだ苦情メールを送り、個人情報を盗 >み出していたことが13日までに、関係者の話でわかった。 >これまでに判明した被害の大半は、苦情メールを受信後、添付フ >ァイルを開いたためスパイウエアに感染し、預金を引き出された >ケースとみられる。 (日経新聞2005/7/14朝刊) インターネットバンキングの利用者の預金が不正引き出されたと言う事件は最近多発していて、関連新聞記事も多くなっています。 ただ、今日の記事が目を引いたのは被害者がネット通販販売事業者が多かったという点です。 一般には通常のネット銀行利用者、つまりネット通販の利用者が被害者だと思われていたのではないでしょうか。 もちろん、今まではそれが被害の中心だったのかもしれません。ところがネット銀行側も利用者に注意を呼びかけ、セキュリティーを強化しているため、犯人が対象を変更してきたようです。 「破損の件!」 「先日××を購入した○○です」 などというメールタイトルで照会がきたら、ネット通販販売事業者は100%メールを開いてしまいますよね。 「到着時にヒビが入っていました。交換は可能ですか。参考までに到着時の写真を送ります」 として、ファイルが添付されているのでそれを開くとファイルには写真はなく、スパイウエアに感染してしまう。 お客相手に添付ファイルは送るな、とも言えず、ネット通販販売事業者は対応が難しそうです。 これを機にウイルスソフトに比べ、普及がまだまだというスパイウエア駆除ソフトの普及が急速に進みそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.07.14 13:00:59
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