2006/05/05(金)14:21
ワケワカラン…「夏と冬の奏鳴曲」
ワケワカラン…(読み終わった直後の感想)
麻耶雄嵩 『夏と冬の奏鳴曲(ソナタ)』
<ストーリー>
首なし死体が発見されたのは、雪が降り積もった夏の朝だった!20年前に死んだはずの美少女、和音(かずね)の影がすべてを支配する不思議な和音島。なにもかもがミステリアスな孤島で起きた惨劇の真相とは?メルカトル鮎の一言がすべてを解決する。
(↑アマゾンからコピペ、スミマセン!)
麻耶雄嵩さんの
メルカトル鮎シリーズ(でいいの?)
『翼ある闇―メルカトル鮎最後の事件』に続く第2作目です
『翼ある闇―メルカトル鮎最後の事件』の感想はコチラ
↓
2006年02月24日の日記へGO!
昔の日記読むと、
装幀がカッコ悪いとか書いてある(笑)
けど、『夏と冬の奏鳴曲』も同じような装幀だから
きっと意味があるんだろうね
んで
『夏と冬の奏鳴曲』の感想だけど
前半…
いや終盤までずっとタルイね(笑)
どいつもこいつも
もったいぶった仄めかしばかりだから
ハヤクカズネノヒミツヲオシエロ!
とイライラしてしまったわ(笑)
なので
烏有が包丁を持ち出して封印された和音の部屋を見せろと迫った時には
「エライ!よくやった」と思ってしまったよ(笑)
でも終盤
「春と秋の奏鳴曲」以降の怒涛の展開は凄まじいね♪
読んでいて
こんなにも目眩がした本は初めてかも知れん
(良い意味でね♪)
前作の方が面白さは上だと思うんだけど(木更津とメルカトルの推理合戦とか)
目眩感(?)はコッチのが上
だから、この本の感想としては…
とにかく目眩!(笑)
何が本当のコトか分らなくなり、
自分の立ち位置があやふやな感じになったよ
それから
良かったのが
この本を読んだおかげで
キュビスムが理解できたってコトだね♪
昔、ピカソの作品を美術の教科書とかで見て
…ヘタクソじゃん!(笑)
とか思っていたあたしでしたが(ピカソごめんよ…笑)
なんでこんな風に描いたのか理解できて良かった
(あんまりよく分ってないけど…汗)
あと
何となくコレを思い出した(笑)
[補遺]
この本を読まれる方は、
前作『翼ある闇―メルカトル鮎最後の事件』
を読んでからの方がいーですよ♪
ちょっとした名前の仕掛け
プラス
メルカトル登場時に「この人何なの?」ってなるから
WARNING!!
こっから↓ネタバレあり
よし
じゃあ本題
最後の「メルカトルの一言」っていうのは
『十角館』のアレ
みたいなんを想像してたんだけど…違ったね(笑)
結局、最後まで読んでもワケワカラン
納得できる答を捜して、
いろんなサイトの感想とか読んでみたんですが…
明確な答えは見つからない
あげく行き先で
「納得できる答を捜して、いろんなサイトの感想とか読んでみたんですが」
なんて文章に出会い、
急に自分がメタ・レベルに立っているような気がして…
また目眩が…(笑)
とりあえず次作の
でも烏有が出てくるらしいので読んでみるコトにします
コレに解答でてんのかな???