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音楽日記~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2026.03.10
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テーマ:洋楽
知名度は低くとも、聴き逃がすのはもったいない好ライヴ盤


 フランク・マリノ(フランク・マリーノ、Frank Marino)は、1954年カナダ出身のギタリスト。マホガニー・ラッシュ(Mahogany Rush)というバンドを率い、1970年代にそこそこの人気を獲得した。マリノ自身は、ジミ・ヘンドリクスに強く影響を受けたプレーヤーであったが、2021年に音楽業界からの引退を発表している。

 本盤『ライヴ(Live)』は、マホガニー・ラッシュにとって初めてとなったライヴ盤。1977年のものとされる音源で、1978年にリリースされた。カナダのチャートで61位、全米では129位なので、決して広く知られた盤と言うわけではないかもしれない。けれども、シンプルなバンド・スタイルでありながら、ソリッドかつ厚みのあるスリリングなサウンドを展開する好ライヴ作である。

 バンドのオリジナル曲とカバー曲がバランスよく収められている。オリジナルで特に注目したい曲としては、熱く勢いのある2.「ジ・アンサー」、ドライヴ感のあるギターが心地よい6.「ア・ニュー・ロック・アンド・ロール」が挙げられる。カバーでは、チャック・ベリーの7.「ジョニー・B・グッド」、そしてジミ・ヘンドリクスの12.「パープル・ヘイズ(紫のけむり)」が目を引く。

 その一方で、“抜粋”となっている2曲(おそらくはLPの収録時間の関係でフル収録とならなかったと思われる)も注目に値する。5.はウィリー・ディクスンの「バック・ドア・マン」、9.はボー・ディドリーの「フー・ドゥ・ヤ・ラヴ」で、いずれもギタリストとしてのフランク・マリノの本領が炸裂している。あと、毛色は異なるが、11.「ザ・ワールド・アンセム」も堂々としたインストゥルメンタル演奏で聴いていて気持ちがよい。

 フランク・マリノは過小評価されてきたギタリストと言われたりする。このライヴ演奏を聴けば、まさしくその言葉に納得するという人は多いんじゃないだろうか。


[収録曲]

1. Introduction
2. The Answer
3. Dragonfly
4. I'm A King Bee
5. (Excerpt from 'Back Door Man')
6. A New Rock & Roll
7. Johnny B. Goode
8. Talkin' 'Bout a Feelin'
9. (Excerpt from 'Who Do Ya Love')
10. Electric Reflections of War
11. The World Anthem
12. Purple Haze

1978年リリース。



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Last updated  2026.03.10 04:46:04
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