音楽日記　～ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言～

気まぐれ80s（その７）～80年代を駆け抜けたガールズ・バンド、初No.1ヒット曲


　まさしく80年代がごっそりそのまま活発な活動期と一致するバンドの一つが、このバングルスです。81年に最初のシングルを発表するなどしていましたが、メジャーのアルバムデビュー（『気分はモノクローム』）は1984年。その後は、80年代末まで立て続けにヒットを飛ばし続けました（その後は1999年に再結成し、メンバー変更はあるものの現在も活動中）。

　そんな彼女たちにとって、最初の全米No.1ヒットを記録したシングルは、2nd作『シルバー・スクリーンの妖精』に収められていたこの曲でした。　


　


　でもって、当時からの素朴な疑問ですが、“エジプト人ってこんな歩き方するの？”…って、それはさすがにないでしょ、というビデオ・クリップですね。いやはや、いくら古代エジプト人をモチーフにしたとはいえ、ネットで情報が瞬時に駆け巡る現代なら、あっという間に“炎上”ものかもしれません。下手すれば、エジプト人からの苦情殺到で、回収騒ぎになっても不思議ないかもしれないくらいです。

　まあ、時代が時代なので、こういう“おふざけ”（挙句の果てには、自由の女神まで…）が受けたのだと言えば、それまでなのかもしれませんが、そういう意味では、時代を感じさせる懐かしのヒットというところなのでしょうね。

　でもって、一応真っ当な感想も付け加えておくと、バングルスの声イコール、スザンナ・ホフスと思われがちですが、みんながヴォーカルをとれるのも成功の一つだったのかなと思ったりします。個人的には、ドラムのデビー・ピーターソンのヴォーカルも結構好きだったりしましたので、また別の曲をいつか取り上げたいと思っています。






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