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音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2014年01月29日
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カテゴリ:動画紹介

70年代ロックの名曲たち(その2)


 70年代にロックなるものが形成され熟成していった過程を思い返しつつ、“70年代ロックの名曲たち”と題して始めましたが、第2回目はアメリカン・ロックが形を成していった中で忘れてはならない、ドゥ―ビー・ブラザーズ(The Doobie Brothers)の曲を取り上げようと思います。

 初期ドゥ―ビー・ブラザーズの代表盤として知られる『キャプテン・アンド・ミー』所収の「ロング・トレイン・ラニン(Long Train Runnin’)」です。


 



 とにかく“格好いい曲”なわけですが、いわゆるアメリカン・ロックが出来上がっていく中で、西側から吹いた風はなくてはならなかったように思います。とくにこのドゥ―ビー・ブラザーズとイーグルスは外せない気がします。おまけに、バンド名が“ヤク・ブラザーズ(大麻兄弟)”とふざけていて、南部の泥臭い音楽要素を引きずっているのも大事なポイントです。

 イギリスにおけるロックはともかく、アメリカにおけるロックは、ニューヨークで熟成されたわけでも、サンフランシスコで練られたわけでもなく、何だか多方向からいろんな形が提示されてそれらが合わさっていくようにして形成されていったのかなんて思ったりします。まあ、“メルティング・ポット”の国だから、と言われればそうなのかもしれませんが(笑)。





[収録アルバム]

The Doobie Brothers / The Captain and Me (1973年)




 
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Last updated  2014年01月30日 07時34分05秒
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