2014/07/07(月)08:03
ザ・クラッシュ 「ロンドン・コ―リング(London Calling)」
70年代ロックの名曲たち(Part 2):その4
70年代といえば、セックス・ピストルズ(1976年「アナーキー・イン・ザ・UK」でデビュー)に始まるパンク・ロックのムーヴメントも忘れるわけにはいきません。ロンドン・パンクの波はシーンではあっという間に引いてしまいますが、そんな中、音楽性を広げつつアメリカにも進出して成功したのが、ザ・クラッシュ(The Clash)でした。
彼らの第3作となった2枚組アルバムからの表題曲、「ロンドン・コ―リング(London Calling)」です。
この曲をはじめ、同盤収録曲はパンクの過激な政治性は維持しつつも、レゲエのほか異ジャンルの要素をうまく取り込んで音楽性に幅を持たせ、攻撃性や激しさだけではない、音楽的にレヴェルの高い演奏に仕上がっていたのが特徴ではないかと感じています。
それを踏まえた上で、彼らの激しい部分が発揮されたのは、やはりライヴでの演奏でしょう。1982年1月2日、中野サンプラザでのライヴ映像をどうぞ(多少大雑把な気はしますが、歌詞の日本語字幕もついています)。
字幕からもうかがえるような内容の歌詞(正月早々何と重たい!)なのですが、若い頃の自分は、ザ・クラッシュの音の方ばかりに耳が言ってて、詞のメッセージ性の方については十分に受け止めていなかったような気がします。今思えば、結構衝撃的な詞なわけですが、グローバル化や進み過ぎた商業化(例えば、開催中のサッカーのワールドカップもそう)などという現状に、世界が驚くような過激な詞を投げかけてくれるシンガーやバンドはいないものでしょうか…。
[収録アルバム]
The Clash / London Calling(1979年)
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