テーマ:Jazz(1990)
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年末年始に聴きたいジャズ・ナンバー(その4) さて、今回のその4では、2014年6月に85歳で亡くなった、独特なあのピアニストのお気に入り演奏を取り上げたいと思います。1965年に録音された『ザ・ケープ・ヴァーディーン・ブルース(The Cape Verdean Blues)』からの表題曲です。“ケープ・ヴァーディーン”とは聴きなれない単語ですが、元ポルトガル領だった“カーボ・ヴェルデ”の形容詞形と言えば、なるほどという感じですね(英語Capeは葡語ではCaboとなる)。 ともあれ、アルバム収録の曲演奏をどうぞ。 ホレス・シルヴァーの父はポルトガル系のカーボ・ヴェルデ人、母親はアイルランドとアフリカ系の血が混ざっているとのことで、いわば自身のルーツを意識した作品が、この曲であり、アルバム作品としての『ザ・ケープ・ヴァーディーン・ブルース』だったという訳です。 明るさの中に織り込まれた、ある種の郷愁の思い。この表題曲に関しては、カーボ・ヴェルデに伝わるポルトガル民謡、ブラジルのサンバ、そして米国のブルースが掛け合わされたナンバーとのことです。ウッディ・ショウのトランペットも、ジョー・ヘンダーソンのテナーも、いい感じでホレス節に溶け込んでいるように思います。 [収録アルバム] Horace Silver / The Cape Verdean Blues (1965年録音) ![]() 【楽天ブックスならいつでも送料無料】ザ・ケープ・ヴァーディーン・ブルース [ ホレス・シルヴァー ] 下記のランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、バナーを“ぽちっと”応援いただけると嬉しいです! ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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