2017/01/18(水)21:09
スティーリー・ダン 「リキの電話番号(Rikki Don't Lose That Number)」
70年代ロック&ポップス名曲選~Part 4(その6)
スティーリー・ダン(Steely Dan)は、ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーのデュオをベースとしたバンドで、1972年にデビュー盤を発表しました。その第3作に当たる『プレッツェル・ロジック』(旧邦題では“さわやか革命”なるサブタイトルがついていました)から、同バンド最大のヒットとなった曲が生まれました。それが、「リキの電話番号(Rikki Don't Lose That Number)」というナンバーです。
後の代表作『彩~エイジャ』に見てとられるように、ライヴ・パフォーマンスではなく、スタジオ録音作品としての高い完成度を追い求め、バンドの体を成さなくなってもそれを追い求めていくというのは、ヒット曲とはどうも対極にあるように思います。その意味では、スティーリー・ダンがヒットを放ったということ自体、いまになって冷静に考えれば何だか奇妙な気がしてなりません(とかいってアルバムもよく売れたわけですが)。
そんな感覚で見てしまうせいなのか、近年のライヴ映像にはどうもピンときません。ともあれ、もう一つ、ライヴ映像をご覧いただきたいと思います。
[収録アルバム]
Steely Dan / Pretzel Logic(1974年)
プレッツェル・ロジック [ スティーリー・ダン ]
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