テーマ:洋楽(3281)
カテゴリ:洋ロック・ポップス
明るく元気なロックの王道盤
1970年代、アメリカ西海岸のカレッジ・バンドから始まり、ロスやハリウッドのクラブで活動をしていたヴァン・ヘイレン(Van Halen)は、1978年にデビューした。元々は、オランダ生まれでカリフォルニア(ロス近郊)で育ったエディ・ヴァン・ヘイレンとアレックス・ヴァン・ヘイレン(オランダ語ではファン・ハーレンと読むらしい)の兄弟が中心となり、形成されたバンドで、前者がギター、後者がドラムを担当し、ヴォーカルのデヴィッド・リー・ロス、さらにはベースのマイケル・アンソニーが加わり、このバンドが形成されたとのことである。 ヴァン・ヘイレンは、デビュー後まもなくセールスを上げ、知名度も上昇し人気を集めていったが、1983年末にリリースされた第6作『1984』は、その絶頂期を示す代表的作品である。チャートでは、マイケル・ジャクソンの『スリラー』に1位を阻まれこそしたものの、この時までのバンドの作品としては最高位の2位を記録し、2か月で100万枚を超えた。さらに、このアルバムは、現在までに2000万枚を売り上げたとされる。都合4曲がシングルカットされ、2.「ジャンプ」は全米1位の大ヒットを記録した。他のシングル曲は、7.「ウェイト」、3.「パナマ」、6.「ホット・フォー・ティーチャー」である。 上記のシングル曲の中では、2.「ジャンプ」や3.「パナマ」が個人的にはよく聴いたナンバーである。他に注目したいのは、1.の「1984」という曲。曲というよりは、2.のイントロのような役割で、これがアルバム冒頭のワクワク感を高める効果を出している。あと個人的な好みでは4.「トップ・ジミー」、8.「ガール・ゴーン・バッド」がいい。 なお、絶頂期真っただ中ながら本盤を最後にデヴィッド・リー・ロスはバンドを脱退(後に復帰)することとなり、次作ではサミー・ヘイガーがヴォーカリストを引き継いだ。さらに余談ながら、本アルバム名は『1984』で通っているが、ジャケットではローマ数字での表記(MCMLXXXIV,Mが1000、Cが100、Lが50なのでこれで1984)となっている。 [収録曲] 1. 1984 2. Jump 3. Panama 4. Top Jimmy 5. Drop Dead Legs 6. Hot For Teacher 7. I'll Wait 8. Girl Gone Bad 9. House 1983年リリース。 1984/ヴァン・ヘイレン[CD]【返品種別A】 下記のランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、バナーを“ぽちっと”応援いただけると嬉しいです! ↓ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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