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音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2019年06月02日
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テーマ:ラテン音楽(411)
キャリア10年、5作目の推奨盤


 ダビー・フィリオ(David Filio)とセルヒオ・フェリックス(Sergio Félix)の2人からなるメキシコのデュオ、メヒカント(Mexicanto)。彼らにとって5作目となったのが、1995年発表の『エン・エル・カミーノ(En el camino)』という盤である。

 1985年にデュオを結成し、1987年のファースト作以降、概ね2年おきに作品を発表し、キャリアを積み重ねた。筆者個人にとって、本盤は、リアルタイムで本当によく聴き、おそらく彼らのアルバムの中でも聴いた回数がいちばん多い作品だと思う。だからというわけではないが、今聴き返しても、彼らの作品中でトップに数えてもいいと思う出来の盤である。

 1.「オラ・ビエンベニードス」は“やあ、ようこそ”という意味の表題で、このリリース以降、ライヴのオープニングなどにもよくお目見えするようになったナンバーである。ハーモニーの美しさは全編通してみられるが、2.「アグア・デ・マール」、11.「オイ・テン・ミエド・デ・ミ」が特に気に入っている。他に、詞や歌唱も含めた曲の印象度が個人的に強かったものとしては、4.「ラ・カリデス・デ・ミ・オガール」、6.「ソロ・プレテンド」、10.「ロバンド・ルス・アル・ソル」辺りが挙げられる。あと、アルバム末尾の表題曲13.「エン・エル・カミーノ」はなかなか気の利いたインスト曲で気に入っている。

 基本的に、彼らはギター弾き語りのデュオなのだけれど、音の面においても楽曲配置の仕方においても単調にならない工夫が凝らされている。ギターの伴奏だけでなく、ピアノやキーボード音がしっかり支える演奏もあれば、ディストーションの利いたギター音が鳴る場面もある。パーカッションも随所で効果的に入れられている。通して聴いて飽きないというよりは、むしろ通して聴くことで本盤のよさがより一層わかる。この盤はそんなつくりになっていると言えるように思う。 


[収録曲]

1. Hola bienvenidos
2. Agua de mar
3. Amor
4. La calidez de mi hogar
5. Los sueños
6. Solo pretendo
7. Los ojos de la selva
8. Es tuya la canción
9. Nueva oportunidad
10. Robando luz al sol
11. Hoy ten miedo de mí
12. Ella lo mira y se va
13. En el camino

1995年リリース。
 




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Last updated  2020年08月23日 20時10分32秒
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