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テーマ:洋楽(3593)
カテゴリ:洋ロック・ポップス
アコースティック演奏、自宅録音の異色作
ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)のイメージはと言えば、圧倒的に“アメリカン・ロッカー”ということになるのだろう。1980年の『ザ・リバー』、大ヒット作となった1984年の『ボーン・イン・ザ・U.S.A.』の狭間で1982年にリリースされた異色作が、この『ネブラスカ(Nebraska)』という作品だった。 大部分の曲は、1982年1月3日にスプリングスティーンの自宅の寝室で録音された。いくつかの曲(「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」、「ピンク・キャデラック」、「ダウンバウンド・トレイン」、「ワーキング・オン・ザ・ハイウェイ」―デモ録音時のタイトルは「チャイルド・ブライド」―)は、後にバンド録音でレコーディングされたが、この録音は、いわゆる弾き語りのシンプルなレコーディングだった。そのようなわけで、“アメリカン・ロッカー”のイメージとはまったく異なるサウンドである。 それにもかかわらず、ビルボード3位というのは、スプリングスティーンの底力というべきか。アーティストたちがリスペクトするアルバムにしばしば挙げられるのに加え、アコースティックで録音されたこれら楽曲のいくつもが、後々のライヴでバンドでも演奏されている。 個々の曲を挙げ始めると全曲になってしまいそうなのだけれど、少しは触れておきたい。1.「ネブラスカ」は無為な殺人を犯した死刑囚を主人公にした歌で、こういう描写はスプリングスティーンの身上でもある。彼のファンにとってライヴ等で外せないのは、2.「アトランティック・シティ」、4.「ジョニー99」、10.「生きる理由(リーズン・トゥ・ビリーヴ)」といったところか。個人的に外せないのは、5.「ハイウェイ・パトロールマン」、7.「ユーズド・カー」、9.「僕の父の家(マイ・ファーザーズ・ハウス)」。いずれも、シンプルに個々のシチュエーションと心情を紡ぐといった内容の曲である。 蛇足ながら、本作には続編的作品がある。1995年リリースの『ザ・ゴースト・オブ・トム・ジョード』である。内容的に直接的つながりはないのだけれど、ストーリーテラーとしてのブルース・スプリングスティーンという観点に立った時、華々しいロッカーとしての彼のもう一つの顔を知るには、この2枚が必須ということになるだろうか。 [収録曲] 1. Nebraska 2. Atlantic City 3. Mansion on the Hill 4. Johnny 99 5. Highway Patrolman 6. State Trooper 7. Used Cars 8. Open All Night 9. My Father's House 10. Reason to Believe 1982年リリース。 【輸入盤CD】【ネコポス100円】Bruce Springsteen / Nebraska(ブルース・スプリングスティーン) ネブラスカ [ ブルース・スプリングスティーン ] ↓2025年10月リリースのエクスパンデッド・エディションです。↓ ネブラスカ '82 エクスパンデッド・エディション [ ブルース・スプリングスティーン ] 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025年11月22日 16時13分32秒
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