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音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2020年06月11日
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テーマ:ラテン音楽(411)
2010年代、お洒落なラテン・ポップスの圧倒的ないち押し盤


 プラジャ・リンボ(Playa Limbo)は、メキシコのポップ・グループで、ジャズ的な要素なんかも取り込んで、洒落たサウンドを展開する4人組である。2003年、メキシコ第2の都市グアダラハラにおいて、アンヘル・バイジョ(ベース)とホルヘ・コラレス(キーボード)が合流し、テ・デ・ティラ(T’ de Tila)に参加していたマリア・レオン(María León, ヴォーカル)が加わって形成された。メジャー・デビューを飾ったのは2007年である。

 これまでのところ、このバンドの最高作と言えそうなのが、2012年発表の『エル・トレン・デ・ラ・ビーダ(El tren de la vida)』という盤である。アルバム表題は、スペイン語で“人生の列車”という意味。洗練されたポップ・サウンドとマリア・レオンのコケティッシュな雰囲気のヴォーカルが実にいいバランスで調和している。

 収録曲のうち、何と言っても、1.「イマヒナールテ」、2.「デスイルシオン」、5.「カレンダリオ」の3曲が一押しである。いずれも耳に残りやすい曲調で、お洒落なポップ・サウンドというのに加え、ヴォーカルのマリア・レオンの表現力が存分に発揮されている。他に4.「タン・アルト・タン・レホス」、6.「デハールテ・イール」なんかもいいが、こうやって挙げていくと最後は全曲いいということになってしまいそうである。といったわけで、結局のところ、捨て曲なしの盤ということになるのだけれど、2010年代のラテン・ポップスのお洒落系の作品としては、圧倒的にベストと言える輝きを放っている盤ではないかと筆者的には思っている。

 ちなみに、2016年、ヴォーカルのマリア・レオンはグループを脱退した。その理由はTVドラマ『ゲラ・デ・イドロス(英語表題:プライス・オブ・フェイム)』での女優業に専念することだったそうだが、バンドの方では後任の女性ヴォーカリスト、ジャス・レジェスが合流し、その後も新作も発表し続けている。


[収録曲]

1. Imaginarte
2. Desilusión
3. Nadie nos ve
4. Tan alto, tan lejos
5. Calendario
6. Dejarte ir
7. Que bello
8. La sombra de tu corazón
9. Novia de rancho
10. Un instante (tren de la vida)

2012年リリース。
 



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Last updated  2020年06月14日 05時04分33秒
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