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音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

2020年06月18日
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テーマ:Jazz(1691)
カテゴリ:ジャズ
若い頃のコニッツらしさ満開のライヴ演奏盤


 日本では志村けんや岡江久美子といった芸能人が新型コロナウィルスで亡くなり、大きなニュースとなったが、アメリカやその他の世界各国でも有名人の感染や死去が次々に報道された。本年4月15日に92歳で亡くなったジャズ界の巨匠、リー・コニッツ(Lee Konitz)もその一人だった。今回は、リー・コニッツの追悼ということで、まだ本ブログでは取り上げていなかったこの盤について見ていくことにしたい。

 本盤『アット・ストーリーヴィル(At Storyville)』の音源が吹き込まれたのは、1954年初頭のボストンでのこと。もともとは放送用の録音だったらしい。その当時には10インチ盤として限られた曲だけがレコード化されたが、現行のものは追加の音源を含み、通常のアルバムの長さ(48分ほど)になっている。

 この当時のリー・コニッツの演奏は、齢を重ねてからの吹込みとは違い、端的に言えば、わかり易くはない。彼のアルト・サックスの演奏は、ストレートと言うよりは“くねくね”している。正直、わかり易いコニッツも嫌いではないのだけれど、やっぱりこっちの方が彼の真髄なのかなと思う。

 そんな観点から聴くとすると、2.「ハイ・ベック」はある種、本領発揮の演奏である。さらに、5.「サウンド・リー」はこの盤の中で1、2を争う好演奏だと思う。10インチ盤収録のもの以外では、8.「アブリューション」が個人的にはいいと感じる。

 リー・コニッツを聴く人の中には“聴きやすい”系の盤しか聴かない(あるいはこれまで聴いていない)と言う人もいるかもしれない。そんな中で、本盤は、もう少し小難しかった頃のコニッツの演奏をたいへんよく体現している盤で、そちらを好みという人にとっては、“全盛期”を体現する作品と言ってもいいように思う。ともあれ、この災禍がなければさらに長生きしたかもしれないリー・コニッツの冥福をお祈りしたい。R.I.P.


[収録曲]

1. *Introduction by John McLelland
2. Hi Beck
3. *If I Had You
4. Subconscious Lee
5. Sound Lee
6. *Foolin' Myself
7. *Introduction by John McLelland
8. *Ablution
9. These Foolish Things
10. *End Announcement by John McLelland

*印はリイシュー時の追加音源。



[パーソネル、録音]

Lee Konitz (as), Ronnie Ball (p), Percy Heath (b), Al Levitt (ds)

1954年1月5日録音。




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Last updated  2020年06月18日 06時08分14秒
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