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音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2021年02月08日
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円熟を迎えてもなお攻めの一枚


 ボブ・シーガー(Bob Seger)は、1945年生まれのアメリカン・ロッカー。1970年代から表舞台で活動を展開し、シルバー・バレット・バンドなどを率いて、とりわけ1980年代には一世を風靡した。その後、1990年代半ばとなり、50歳に達する円熟期を迎えたこのアーティストが発表した本盤は、まだまだ現役そのものの“攻めの一枚”だったという風に思う。

 1995年にリリースされた『イッツ・ア・ミステリー(It’s A Mystery)』というのがその盤であるが、リリース当時、筆者は本当に繰り返し聴いた(既にCDの時代だったが、LP盤の頃なら“レコード盤が擦り切れるほど”と形容してもいいくらいだった)。

 冒頭の1.「ライト・オブ・パッセージ」は、そうした攻めの姿勢がよく表れている。意外に気に入っているのが、2.「ロック・アンド・ロード」で、べったりいかにもアメリカン・ロックな曲調と演奏がいい。上述した攻めの姿勢がさらによく表れている曲としては、表題曲の6.「イッツ・ア・ミステリー」がある。

 あとついでにもう1曲挙げておくと、10.「シックスティーン・シェルズ」ではさりげなくトム・ウェイツのナンバーがカバーされている。「ダウンタウン・トレイン」でも証明済みのように、ボブ・シーガーは、トム・ウェイツの楽曲をアメリカン・ロック調で見事に演じられるアーティストでもある。

 この頃のボブ・シーガーの音楽は、70年代の彼のイメージとは少し違ってきているのは確かだと思う。けれども、80年代の『ライク・ア・ロック』で発揮されたアメリカン・ロックの直球の延長線上いったような観点からすると、なかなかの好盤に仕上がっており、上で述べたように、筆者にとっては繰り返し聴いたお気に入り盤となっている。


[収録曲]

1. Rite of Passage
2. Lock and Load
3. By the River
4. Manhattan
5. I Wonder
6. It's a Mystery
7. Revisionism Street
8. Golden Boy
9. I Can't Save You Angeline
10. 16 Shells from a Thirty-Ought Six
11. West of the Moon
12. Hands in the Air

1995年リリース。



 ↓ベスト盤です。↓
 ​
【輸入盤CD】Bob Seger & The Silver Bullet Band / Greatest Hits(ボブ・シーガー)



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Last updated  2021年02月09日 05時32分35秒
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