音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

2021/04/15(木)22:11

グランド・ファンク・レイルロード 「オー・ワンダフル(Some Kind of Wonderful)」

洋ロック・ポップス(908)

600万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その25)  引き続き、1970年代のナンバーですが、ジェフ・マルダーの「ブラジル」とは、だいぶ方向性の違ったものを取り上げます。グランド・ファンク・レイルロード(Grand Funk Railroad)は、1960年代末に結成され、1970年代後半まで活躍したアメリカのハード・ロック・バンドです(その後も1980年代の数年間に再結成、1990年代にさらに再結成と、解散・再結成を繰り返しました)。  今回のナンバーは、そんな彼らの「オー・ワンダフル(Some Kind of Wonderful)」です。1974年のアルバム『ハード・ロック野郎 (世界の女は御用心)』に収録されていて、同じ年にシングルとして全米3位のヒットを記録しました。    この曲は、彼らのオリジナルの曲ではありません。元々はジョン・エリソン(John Ellison)という人のペンによるもので、1967年にソウル・ブラザーズ・シックス(Soul Brothers Six)というR&Bグループが発表したものです。そのようなわけで、次にソウル・ブラザーズ・シックスのヴァージョンをお聴きください。    さらに、今回は、原作者のジョン・エリソンのものもご覧ください。2018年なので比較的最近の映像ということですが、最初のMCで上述の経緯も説明されています(しかも65ものアーティストがカバーしている曲だという説明もなされていて、筆者は1990年代のヒューイ・ルイスによるカバーを思い出しました)。      余談ながら、1950年代~70年代に活躍したコーラス・グループのザ・ドリフターズにも同名の曲がありますが、そちらはまったくの別物ですので、あしからず。 [収録アルバム] Grand Funk Railroad / All the Girls in the World Beware!!!(邦題:ハード・ロック野郎 (世界の女は御用心))(1974年リリース)  ​【輸入盤CD】Grand Funk Railroad / Icon (グランド・ファンク・レイルロード)​  ​ベスト・オブ・グランド・ファンク・レイルロード/グランド・ファンク・レイルロード[CD]【返品種別A】​    以下のブログランキングに参加しています。お時間の許す方は、    クリックで応援よろしくお願いします。        ↓      ↓      ↓          

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る