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音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2021年06月06日
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イギリスの国民的バンド、飛躍の一枚


 ステイタス・クォー(Status Quo)は、イギリスのロック・バンドで、ブギー・サウンドを代表するグループとして知られる。1960年代前半に結成され、メンバー・チェンジやバンド名称の変更を経た後、1967年に現在のバンド名となった(厳密には、当初の名称はザ・ステイタス・クォーで、1969年から「ザ」がなくなった)。当初はサイケ・ロックのサウンドを志向していたが、1970年代に入るあたりからブギー・ロックという路線を取り、人気を獲得していった。 

 そんな彼らにとって節目となったのが、5枚目に当たる『パイルドライヴァー(Piledriver)』という作品である。それまで所属していたレコード会社を替え(パイ・レコードからヴァーティゴ・レコードへ)、心機一転でリリースしたこのアルバムは、英国チャート5位を記録し、人気バンドとして絶頂期への入口となった。

 演奏内容としては、ハード・ブギーやブギー・ロックといった彼らのキャッチフレーズから連想されるイメージ通りのものと言える。細かいことを言うと、少しサイケっぽい部分が顔をのぞかせたり、ややポップっぽいブギーが目立ったりといった特徴はあるけれども、初めてステイタス・クォーを聴こうという向きにも好適の盤だと思う。

 筆者のお気に入りを含め、いくつかの曲に触れておきたい。ややポップな1.「ドント・ウェイスト・マイ・タイム」やシングルとして全英8位となった6.「ペーパー・プレイン」は、このバンドらしさ全開の典型的ブギー曲。個人的に意外と気に入っているナンバーの一つは、8.「ロードハウス・ブルース」。フォガットなんかにも言えることだけれど、ブルース・ロックからこうしたブギーと括られる音楽への流れという意味で、こういう曲に筆者はついつい釘付けにされてしまう。それから、忘れてはならないのは、アルバム全体を通して聴いた時、決して一本調子になってしまっていないことである。その意味では、4.「アンスポークン・ワーズ」や7.「オール・ザ・リーズンズ」といったなかなか魅力的なナンバーが混じっていて、これらも注目曲と言えるのではないかと思ったりする。


[収録曲]

1. Don't Waste My Time
2. Oh Baby
3. A Year
4. Unspoken Words
5. Big Fat Mama
6. Paper Plane
7. All the Reasons
8. Roadhouse Blues

1972年リリース。




 ​
パイルドライヴァー +1 [ ステイタス・クォー ]

 ↓こちらはベスト編集盤↓
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ICON[輸入盤]▼/STATUS QUO[CD]【返品種別A】




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Last updated  2021年06月06日 07時27分51秒
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