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音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2021年09月01日
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音楽面でもも、人気の面でも、大きくステップアップしたサード作


 イーグルス(Eagles)は、1972年にファースト作(参考過去記事)をリリースし、翌72年にセカンド作を発表した。これら最初の2作は、カントリー・ロック的な側面が強かった。ここにあと一振りのロック・フレーバーが加わることで、イーグルスらしさが完成したと言えるように思う。

 そんな時期を表す作品が、1974年に発表された第3作『オン・ザ・ボーダー(On the Border)』である。アコースティックな部分やコーラスのハーモニーは、変わらず冴えわたっている。加えて、ドン・フェルダー(ギター)がレコーディングに参加しており、ロック色を強める結果になった(フェルダーはそのままイーグルスに正式メンバーとして加入した)。

 個人的なお気に入りナンバーをいくつか紹介しておきたいと思う。1.「過ぎた事(オールレディ・ゴーン)」は、ロック・テイストとコーラス・ワークの魅力がうまく組み合わさった好ナンバー。表題曲でウォーターゲート事件にインスパイアされた5.「オン・ザ・ボーダー」は、この盤以降にいくつもの曲で披露されるイーグルスらしいロック・ナンバー。7.「懐かしき'55年」は、トム・ウェイツのデビュー盤に収録されていたナンバー。トム・ウェイツらしさの発揮された名曲だけれど、イーグルスらしいカバーに仕上がっている。最後に、アルバムを締めくくる10.「我が愛の至上(ベスト・オブ・マイ・ラヴ)」は、イーグルス史上のベストとも言われる名バラード曲。バンドとして初めての全米No.1シングルとなり、1975年の年間チャートでも12位となった。

 イーグルスはこの後もロック色を強め(特にジョー・ウォルシュの加入)ていき、さらに大人気のバンドへと発展していく。とはいえ、後の『ホテル・カリフォルニア』に至る彼らの重要なスタート地点の一つとして、このアルバムは鍵になっていたのではないかと思ってみたりする。 


[収録曲]

1. Already Gone
2. You Never Cry Like a Lover
3. Midnight Flyer
4. My Man
5. On the Border
6. James Dean
7. Ol' '55
8. Is It True?
9. Good Day in Hell
10. Best of My Love

1974年リリース。




 ​
オン・ザ・ボーダー [ イーグルス ]

 ​
【輸入盤CD】Eagles / On The Border (イーグルス)



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Last updated  2021年09月01日 04時47分28秒
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