テーマ:洋楽(3354)
カテゴリ:洋ロック・ポップス
滋味溢れる初ソロ作
デイヴ・メイスン(Dave Mason,David Mason)は、イギリス出身のギタリスト、ミュージシャン。1960年代後半にスティーヴ・ウィンウッド、ジム・キャパルディらと結成したトラフィックの元メンバーとしても知られる。 1969年のトラフィック解散後、1970年にメイスンが発表したのが、最初のソロ・アルバムとなる『アローン・トゥゲザー(Alone Together)』だった。レオン・ラッセル(ピアノ)やジム・キャパルディ(ドラムスに加え、8.はメイスンと彼の共作)など豪華なメンバーが録音に参加し、聴きごたえのある演奏の楽曲が並ぶ。 1.「オンリー・ユー・ノウ・アンド・アイ・ノウ」は、オープニング曲らしいインパクトを持った曲で、メイスンの小気味よいギター・プレイも心地いい。3.「ウェイティン・オン・ユー」は、ストレートなロック調に寄ったナンバーで、レオン・ラッセルのピアノが効いている。4.「シュドゥント・ハヴ・トゥック・モア・ザン・ユー・ゲイヴ」は、スワンプ・ロック的な泥臭さが非常にいい意味で発揮された好曲である。 上記のような泥臭さは、アルバム後半にかけてさらに発揮されていく。5.「ワールド・イン・チェンジズ」はテンポを落とした味わい深い楽曲で、スワンプ感という意味ではこの曲が本盤中で最も推したいナンバーと言えるかもしれない。アルバムを締めくくる8.「ルック・アット・ユー・ルック・アット・ミー」は、楽曲そのものも最高で、メイスンのギター演奏もカッコいい。個人的にはこの曲が本盤のベスト曲と言っていいように思う。 [収録曲] 1. Only You Know and I Know 2. Can't Stop Worrying, Can't Stop Loving 3. Waitin' on You 4. Shouldn't Have Took More Than You Gave 5. World in Changes 6. Sad and Deep as You 7. Just a Song 8. Look at You Look at Me 1970年リリース。 アローン・トゥゲザー [ デイヴ・メイスン ] 以下のブログランキングに参加しています。お時間の許す方は、 クリックで応援よろしくお願いします。 ↓ ↓ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024年07月28日 07時58分22秒
コメント(0) | コメントを書く
[洋ロック・ポップス] カテゴリの最新記事
|
|