音楽日記　～ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言～

2024年に亡くなったアーティストたちを偲んで(中編)


　前回に引き続き、2024年に亡くなったミュージシャンたちの何人かについて、動画を交えながら振り返ってみたいと思います。

　7月22日、ブルース・ロック界の巨匠、ジョン・メイオール（John Mayall）が亡くなりました。90歳での死去ということで人生を全うしたと言えるのかもしれません。エリック・クラプトンを含むブルースブレイカーズを率いてのアルバムが有名（過去記事）ですが、この人は孤高のブルース・ロック・ミュージシャンであり、バンド活動を通じて数えきれないほどのアーティストを世に送り出しました。

　映像を2つほどご覧いただきたいと思います。1つめは、上記の有名アルバムからのテイク、そして、2つめは、2003年、70歳を記念するライヴでのエリック・クラプトンとの共演での「オール・ユア・ラヴ（All Your Love）」です。


　

　


　9月5日には、ブラジル出身のミュージシャン、セルジオ・メンデス（Sergio Mendes）が83歳で没しました。セルジオ・メンデス&ブラジル'66のバンド・リーダーとして知られますが、その代表曲「マシュ・ケ・ナダ（Más que nada）」の映像をご覧ください。


　


　続いて、9月17日に78歳で亡くなったJ・D・サウザー（J. D. Souther, John David Souther）です。デトロイト出身ながら、ウェスト・コースト・ロック、カントリー・ロック、AORといった分野で活躍しました。彼の代表曲といえば、何と言っても、1979年のヒット曲「ユア・オンリー・ロンリー（You're Only Lonely）」でしょう。ジャケ写の映像は動きませんが、往時の歌声を堪能ください。


　



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