テーマ:洋楽(3466)
カテゴリ:洋ロック・ポップス
オールマン・ブラザーズの弟によるリーダー盤
グレッグ・オールマン(Gregg Allman)は、デュアン(デュエイン・オールマン)の弟で、オールマン・ブラザーズのヴォーカリスト。1947年テネシー州出身で、2017年に69歳で亡くなっている。 オールマン・ブラザーズ・バンドは、何度かの活動停止の期間を経つつ長らく継続したが、その一方で、グレッグは、ソロないしは自身のバンドとしての作品も折に触れて発表した。最初のソロ作は1973年の『レイド・バック』であった。その後、ライヴ盤やシェールとの共作盤を経て、2枚目のソロ・スタジオ作となったのが、自身のバンド名義として発表した本盤『嵐(Playin' Up a Storm)』だった。1977年のリリースであるが、これはオールマン・ブラザーズ・バンドがいったん解散した時期(1976~78年)に当たる。 注目したいナンバーとしては、まずは、オープニング曲の1.「カム・アンド・ゴー・ブルース」。表題の通りのブルース調のナンバーで、滋味に満ちた歌と演奏は本盤収録曲の中でイチオシの好演である(なお、この楽曲は、別途オールマン・ブラザーズの作品でも取り上げられている)。他にもじっくり聴かせる曲が多いが、そうした中でも、4.「ブリング・イット・オン・バック」や5.「クライン・シェイム」、さらに7.「イット・エイント・ノー・ユース」や9.「ワン・モア・トライ」はとりわけ聴きごたえがある。 さらにもう1曲、注目ナンバーを挙げておきたい。それは、8.「マシューズ・アライヴァル」という、キレのあるインスト演奏曲。キーボード担当のニール・ラーセンのペンによる楽曲だが、4分足らずでフェードアウトして終わってしまうのがもったいなく、個人的には7~8分は続けてほしかった演奏だったりする。 [収録曲] 1. Come and Go Blues 2. Let This Be a Lesson to Ya' 3. Brightest Smile in Town 4. Bring It on Back 5. Cryin' Shame 6. Sweet Feelin' 7. It Ain't No Use 8. Matthew's Arrival 9. One More Try 1977年リリース。 ![]() 嵐 [ グレッグ・オールマン ] 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025年01月11日 06時26分40秒
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