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音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2025年01月15日
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テーマ:Jazz(1990)
カテゴリ:ジャズ
モダン・ジャズの立役者となった2人のドラマーによる双頭盤 


 フィリー・ジョー・ジョーンズ(Philly Joe Jones)は、1923年、ペンシルヴァニア州フィラデルフィア生まれ(そもそも“フィリー”の名称は、フィラデルフィアに因んだものだったという)のジャズ・ドラマー。一方、エルヴィン・ジョーンズ(Elvin Jones)は、1927年ミシガン州出身の同じくドラマーである。

 これら二人の名義として1964年にアトランティックからリリースされたのが、本盤『トゥゲザー!(Together!)』である。実際に録音されたのは、これよりも少し前の1961年で、モダン・ジャズ界を盛り上げた二人のドラマーが共同名義となったのが本盤ということになる。

 フィリー・ジョーが右、エルヴィンが左チャンネルで演奏しているのだけれど、ドラム・プレイはただバトルを繰り広げるというのではない。時に譲り合ったり補いあったりという相互の息が実に合っているのも見事で、“一緒に(トゥゲザー)”というアルバム表題に偽りはない。

 収録されているのはわずか3曲。うち2曲(2.と3.)は長尺で、それぞれ約13分と約15分となっている。1.「リ・ロイ」はハンク・モブレイのソロが特に素晴らしく、管楽器のアンサンブルが印象的である。2.「ビューティ」は、ラテン風リズムで、ハンク・モブレイの働きもなかなかのものである一方、曲の後半で両者のドラム・バトルが楽しめる演奏でもある。最後の3.「ブラウン・シュガー」は、全員のソロが楽しめる演奏に仕上がっている。個人的に好みなのは、ハンク・モブレイのテナー、さりげなくいい味を出しているウィントン・ケリーのピアノ、そして、フィリー・ジョーのドラムスである。


[収録曲]

1. Le Roi
2. Beau-ty
3. Brown Sugar


[パーソネル、録音]

Philly Joe Jones (ds), Elvin Jones (ds), Blue Mitchell (tp), Curtis Fuller (tb), Hank Mobley (ts), Wynton Kelly (p), Paul Chambers (b)

1961年2月2日録音。



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Last updated  2025年01月15日 20時43分17秒
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