9804876 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2025年01月22日
XML
テーマ:洋楽(3469)
独特のヴォーカル世界への誘い


 マイケル・フランクス(Michael Franks)は、1944年カリフォルニア州出身のスムースジャズ/AORのアーティスト。個性的な独特のヴォーカルが特徴で、いわゆるクワイエット・ストームの流れを代表する人物でもある。そんな彼は、1973年にセルフタイトル盤を発表しているが、メジャー・デビュー盤となったのは、その2年後、ワーナー傘下のリプリーズからリリースされたこの『アート・オブ・ティー(The Art of Tea)』であった。

 分野としてはジャズのアルバムと捉えられることもあるが、演奏者の面々を見ると確かに錚々たるメンバーで、マイケル・ブレッカー(テナー・サックス)、デヴィッド・サンボーン(アルト・サックス)、ジョー・サンプル(キーボード)、ラリー・バンカー(ヴィブラフォン)、ラリー・カールトン(ギター)といったミュージシャンが参加している。こうしたメンバーの演奏の中で、特徴を存分に発揮しているのが、フランクスのヴォーカルということになる。

 個人的に注目の曲をいくつか挙げてみたい。1.「愛はむなしく」は、このまったり感と気だるさがツボにはまる好曲。3.「モンキー・シー・モンキー・ドゥ」は、淡々としているようで秘めた緊張感を感じるところが気に入っている。さらに、4.「聖エルモの火」は、ささやくような歌い方、印象に残るメロディをさらりと魅力的に歌うヴォーカルという、フランクスらしさが凝縮されたナンバーで、アルバム前半の聴きどころの一つになっていると思う。

 アルバム後半に目を向けると、何と言っても、6.「ジャイヴ」が、上述の1.や4.と並んで、フランクスのヴォーカルの魅力を伝える注目曲である。また、アルバムを締めくくる9.「ミスター・ブルー」は、あっさり目のバラード曲かと思いきや、バックの演奏者たちの演奏力の高さが際立っている点に耳が釘付けになってしまう1曲だったりする。


[収録曲]

1. Nightmoves
2. Eggplant
3. Monkey See—Monkey Do
4. St. Elmo's Fire
5. I Don't Know Why I'm So Happy I'm Sad
6. Jive
7. Popsicle Toes
8. Sometimes I Just Forget to Smile
9. Mr. Blue

1975年リリース。



 ​
アート・オブ・ティー [ マイケル・フランクス ]




   下記のブログランキングに参加しています。
   応援くださる方は、バナーをクリックお願いします!
       ↓          ↓ 

   にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ      ブログランキング・にほんブログ村へ   









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2025年01月22日 06時35分33秒
コメント(0) | コメントを書く
[洋ロック・ポップス] カテゴリの最新記事


PR

Freepage List

Category

Free Space

  ブログランキング・にほんブログ村へ
     にほんブログ村

   にほんブログ村 音楽ブログ ロックへ

   にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ

   にほんブログ村 音楽ブログ ワールドミュージックへ
      ↑        ↑
ランキングサイトに参加しています。よろしければクリックで応援お願いします!
      ↓        ↓
  人気ブログランキングへ



↓相互リンク↓

ちょっと寄り道 [音楽の旅]




Calendar

Archives

Keyword Search

▼キーワード検索

Headline News


© Rakuten Group, Inc.
X