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音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2025年03月01日
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テーマ:洋楽(3494)
セールスにはつながらずともひた向きに精進した1枚 


 ジェイ・ファーガソン(ギター、ヴォーカル、キーボード)を中心とするバンド、ジョ・ジョ・ガン(Jo Jo Gunne)は、派手なヒットを連発することもなければ、長い期間にわたって活躍することもなかったが、ハード志向の正統的なロックをしっかり聴かせるバンドだった。セルフタイトルのファースト作(過去記事)に続いて翌1973年にリリースされたセカンド作が、本盤『ジョ・ジョ・ガン 2ND(Bite Down Hard)』だった。

 前作と比べるとメンバーが一部入れ替わっている(脱退して別バンドが発足したため)が、音楽的方向性はしっかりと継続されている。この時代にしてはハードロック寄りのサウンド、そして音圧の強さが特徴となっている。楽曲や演奏に結構ヴァリエーションがあるにもかかわらず、この音楽面でのひた向きさは彼らのよさであると同時に、時代に合わせたヒットという方向につながらかった理由でもあったのかもしれない。

 そのひた向きさという点では、1.「レディ・フレディ」が心地よい。前を向いてハードにブギーを展開する姿は、(半分冗談ではあるが)神棚に置いて拝みたくなる。圧(それはベースだったりもすれば、声の重なりだったりもする)の強さをバックに迫ってくる演奏も彼らの特徴となっている。4.「ロック・アラウンド・ザ・シンボル」、7.「テイク・ミー・ダウン・イージー」、9.「ローダ」などはそうしたナンバーの例である。

 ハード寄りとはいえ、メロディアスな要素や実験性を含む楽曲もジョ・ジョ・ガンの魅力。そういう観点から楽しめるナンバーとしては、2.「ロール・オーヴァー・ミー」、さらには、ブルースロック的要素をうまく生かした8.「ウェイト・ア・ライフタイム」なんかが挙げられる。あと、個人的な好みをもう一つ付け加えておくと、6.「スペシャル・シチュエーション」はなかなか渋い楽曲で、聴き逃がせない1曲と言えるように思う。


[収録曲]

1. Ready Freddy
2. Roll Over Me
3. 60 Minutes to Go
4. Rock Around the Symbol
5. Broken Down Man
6. Special Situation
7. Take Me Down Easy
8. Wait a Lifetime
9. Rhoda

1973年リリース。



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Last updated  2025年03月01日 00時30分47秒
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