テーマ:ラテン系ロック(97)
カテゴリ:ラテン(ロック&ポップス)
ラテン・ロックの有名アーティストらとの共演
『ミゲル・リオス・イ・ラス・エストレジャス・デル・ロック・ラティーノ(Miguel Ríos y las estrellas del rock latino)』とカナ書きすると長ったらしいのだけれど、要は『ミゲル・リオスとラテン・ロックのスターたち』というのが、2001年にリリースされた本盤の表題である。 ミゲル・リオス(Miguel Ríos)は、1944年グラナダ生まれのスペイン人シンガー。1960年代から活動し、早くからスペイン語ロックというジャンルの確立に寄与してきた。その大物アーティストが、国を問わずスペイン語圏の様々なロック・アーティストの楽曲を取り上げ、彼らと共演したのが本盤ということになる。 全曲とはいかないものの、特に注目したい楽曲をざっと見渡してみたい。3.「クアンド・ロス・アンヘレス・ジョラン(天使たちが泣く時)」は、メキシコのマナー(Maná)の楽曲で、このバンドのリーダーであるフェール(Fher)と共演している(参考過去記事)。6.「アベ・デ・パソ(渡り鳥)」は、スペインの有名シンガーソングライター、ホアキン・サビーナ(Joaquín Sabina)の楽曲で、リオスとサビーナの熱唱が楽しめる。 8.「ジョ・ノ・キエロ・ボルベールメ・タン・ロコ(そんなにクレイジーになりたくない)」は、アルゼンチンを代表するアーティストであるチャーリー・ガルシア(Charly García)との共演。10.「エテルニダー(永遠)」は、チリ出身のロックバンド、ラ・レイ(La Ley)の楽曲で、スリリングな演奏が印象的である。 本盤のハイライトとも言えそうなのが、アルバム終盤の2曲(ともに1980年代半ばのナンバー)である。11.「トリステ・カンシオン(哀しき愛の歌)」https://plaza.rakuten.co.jp/blogmusica/diary/201004240000/は、メキシコの大御所バンド、エル・トリ(El Tri)の代表曲。ややノスタルジックなアレンジの演奏にリオスとアレハンドロ・ローラのヴォーカルという豪華な共演である。最後のナンバーである12.「アグラデシード(君に感謝)」は、スペインのロック・アーティスト、ロセンド(Rosendo)のナンバーで、ちゃんとギターを利かせる演奏とリズムと勢いに乗ったリオスとロセンドのヴォーカルがいい。 [収録曲] 1. Corren tiempo perros 2. Insurrección 3. Cuando los ángeles lloran 4. Parte del aire 5. Girar y girar 6. Aves de paso 7. Maligno 8. Yo no quiero volverme tan loco 9. Al norte de playa Libertad 10. Eternidad 11. Triste canción 12. Agradecido 2001年リリース。 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025年05月25日 09時29分17秒
コメント(0) | コメントを書く
[ラテン(ロック&ポップス)] カテゴリの最新記事
|
|