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音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2025年06月11日
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テーマ:Jazz(1994)
カテゴリ:ジャズ
“ハンサム”なトランペット演奏


 テッド・カーソン(Ted Curson)は、1935年フィラデルフィア生まれのトランペット奏者で、2012年に77歳で没している。幼い頃にトランペットを演奏し始めた彼は、1950年代にニューヨークに移り、チャールズ・ミンガスやセシル・テイラーなどの作品への参加で知られる。1976年に録音・発売された本盤『ブルー・ピッコロ(Blue Piccolo)』は、日本のWhynotレーベルから最初にリリースされ、その後、『テッド・カーソン・アンド・カンパニー(Ted Curson & Co.)』の表題で米国でもリリースされた。

 リーダーのテッド・カーソンは、通常のトランペットのほか、フリューゲルホーン、ポケット・トランペットを演奏し、ジム・マクリーニー(ピアノ)、セシル・マクビー(ベース)、スティーヴ・マッコール(ドラムス)とのカルテット構成である。上の表題に“ハンサム”と書いたが、テッド・カーソンの見た目は決してハンサムというわけではない(むしろ“ごついおじさん”と形容してもよいかもしれない容姿である)。“ハンサム”なのは、彼の演奏の方である。正統でトラディショナルなバップ演奏が基本にあり、一つ一つの音が実に端正で聴いていて気持ちがいい。

 おすすめの演奏としては、まずは、定番曲の1.「オール・ザ・シングス・ユー・アー」。上に書いたような端正な演奏のお手本と言えそうである。3.「プレイハウス・マーチ」は、テッド・カーソンも他のメンバー(特にピアノ)も、挑戦的・実験的演奏を試みているのがいい。あと、CDのリイシュー盤では、3曲の追加トラックが収められており、個人的には、スタンダード曲の7.「ラウンド・ミッドナイト」がなかなかの本領発揮でいいと思う。


[収録曲]

1. All the Things You Are
2. Blue Piccolo
3. Playhouse March
4. Song of the Lonely
5. Dwackdi Mun Fudalick
~以下、リイシューCDのボーナス・トラック~
6. Ted Tempo
7. Round Midnight
8. Gary G


[パーソネル・録音]

Ted Curson (flh, tp, pocket tp)
Jim McNeely (p)
Cecil McBee (b)
Steve McCall (ds)

1976年7月1日録音。




 ​
ブルー・ピッコロ +3 [ テッド・カーソン ]




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Last updated  2025年06月11日 05時53分51秒
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