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テーマ:ロックギタリスト(54)
カテゴリ:洋ロック・ポップス
内容充実の初の公式ライヴ盤(前編)
ニルス・ロフグレン(Nils Lofgren)は、1951年生まれのロック・ギタリスト。1970年代前半にグリンというバンドで活動したのち、1970年代半ばからはソロ名義で作品をリリースしていった(後にブルース・スプリングスティーンのE・ストリート・バンドに加入)。そんな彼にとって、最初のライヴアルバムとなったのが、2枚組として1977年に発表された本盤『稲妻の夜~ニルス・ライヴ!(Night After Night)』であった。ソロ・デビュー作のプロモーションのために1975年にスタジオ・ライヴ盤が制作(ただし正式リリースは30年以上経ってからだった)されていたものの、本当の意味でのライヴ盤という意味では、これが最初だった。 でもって、その内容はというと、秀逸なステージ演奏のオンパレードである。グリン時代の曲から、本ライヴ盤リリースと同年に出された最新作(『稲妻(アイ・ケイム・トゥ・ダンス)』)の曲まで幅広い選曲がなされ、完成度の高いパフォーマンスが展開されている。 最初の曲はI-1.「スターウォーズで決めよう(テイク・ユー・トゥ・ザ・ムーヴィーズ)」であるが、これはライヴのオープニングの1分半ほどの“枕”となる、エレキギターで軽く伴奏を付けた弾き語り風の演奏である。その後、勢いよくI-2.「バック・イット・アップ」が始まるところから、ライヴ本編が始まる。キース・リチャーズに捧げたI-3.「キース・ドント・ゴー」(オープニングのギターも、曲中のギター・ソロも、ギタリストとしてのニルスのよさが発揮されている)を挟み、グリン時代のバラード曲I-4.「ライク・レイン」へと続いていく。 LP時代の1枚目裏面(B面)は、前年(1976年)の『クライ・タフ』所収の2曲から始まる。I-5.「クライ・タフ」のシリアス感のあるギター・プレイは筆者のお気に入りで、I-6.「イッツ・ノット・クライム」は一転して明るい曲調。ファースト・ソロ作に収められたキャロル・キングによるナンバーのI-7.「ゴーイン・バック」は、ピアノ弾き語りの別の曲(「ビリーヴ」)から始まり、そのままニルスのピアノによるこの曲へと移っていく。続いては、同じくグリン時代の曲I-8.「きみがすべてさ(ユア・ザ・ウェイト)」。重くどちらかというとシリアスな曲調のものと明るめのポップのものを交互に配したり、ギター一辺倒にならず合間でギターを置いてピアノ演奏を挟むなど、ライヴとしても飽きさせないところも工夫が感じられる部分と言えるのかもしれない。 長くなってきたので、続きは後編に(収録曲の情報等は次回更新の後編をご覧ください)。 ニルス・ロフグレン / 稲妻の夜〜ニルス・ライヴ! [CD] 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025年11月04日 21時40分14秒
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