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テーマ:ロックギタリスト(54)
カテゴリ:洋ロック・ポップス
内容充実の初の公式ライヴ盤(後編)
(前編からの続き) ニルス・ロフグレン(Nils Lofgren)の初ライヴ作『稲妻の夜~ニルス・ライヴ!』について、アルバム後半(2枚組の2枚目)の内容を見ていくことにしたい。 LP盤の2枚目前半(C面)は、クレイジー・ホース(ちなみに、ニルスはニール・ヤングのアルバムへの参加経験もある)に関連した2曲から始まる。II-1.「ベガーズ・デイ~ダニー・ウィッテンへの賛歌」は、かつてのクレイジー・ホースの中心的人物であったダニー・ウィッテン(ウィットン)に捧げられたナンバー。続くII-2.「ムーンティアーズ」は、ライヴの見せ場の一つで、実弟のトム・ロフグレンとの絡みも含め、ニルスのギターが聴きどころとなっている。II-3.「コード・オブ・ザ・ロード」は、この当時の最新作『稲妻(アイ・ケイム・トゥ・ダンス)』からのナンバーで、9分超の長い尺だが、曲の後半にかけてのギター・プレイが冴える。 LPで2枚目後半(D面)だったのが、最後の4曲。骨太のII-4.「ロックン・ロール・クルック」はファースト・ソロ作からの楽曲、歌も聴かせるタイプのII-5.「南へ(ゴーイン・サウス)」は、再び『稲妻』からの楽曲で、ギターもメロディアスな部分を含んでいるのがいい。II-6.「イッツ・オーヴァー(インシデンタリー…イッツ・オーヴァー)」は、ソロ2作目の『クライ・タフ』に収められていたものだが、ライヴ向けに盛り上げるアレンジが加わっている。アルバムを締めくくるII-7.「ロックン・ロール・ダンス(アイ・ケイム・トゥ・ダンス)」は、『稲妻』の表題曲。テンポ感のいい曲調とギターを存分に聴かせようという演奏(それゆえ、こちらも9分近い長尺)が魅力となっている。 なお、余談ながら、米国での再発CD盤では、II-2.「ムーンティアーズ」がカットされ、それ以外に複数の曲が短くされてしまっているとのことである(おそらくはそのせいで日本盤ライナーの曲目の番号も乱れている)。ちなみに、これと同じことは後の2枚組ライヴ盤『ニルス・ライヴ!~コード・オブ・ザ・ロード』でも起きいて、本来の2枚組をきちんと再現してもらいたいものだと思う。ともあれ、この盤については、日本で2014年に再発された紙ジャケ盤が2枚組をきちんと再現してくれているので、そちらを聴くことをお勧めする。 [収録曲] (Disc I) 1. Take You to the Movies Tonight 2. Back It Up 3. Keith Don't Go (Ode to the Glimmer Twin) 4. Like Rain ←ここまでLP盤のA面 5. Cry Tough 6. It's Not a Crime 7. Goin' Back 8. You're the Weight ←ここまでLP盤のB面 (Disc II) 1. Beggar's Day (Eulogy to Danny Whitten) 2. Moon Tears 3. Code of the Road ←ここまでLP盤のC面 4. Rock & Roll Crook 5. Goin' South 6. Incidentally... It's Over 7. I Came to Dance ←ここまでLP盤のD面 1977年リリース。 ニルス・ロフグレン / 稲妻の夜〜ニルス・ライヴ! [CD] ニルス・ロフグレン / 稲妻の夜〜ニルス・ライヴ! [CD] ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025年11月04日 21時39分14秒
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