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カテゴリ:洋ロック・ポップス
ハードロック愛好者は必聴の快作
スラッシュ(Slash, 本名:サウル・ハドソン)は、アクセル・ローズと組んでガンズ・アンド・ローゼズをスターダムにのし上げたロック・ギタリストである。そんな彼は、1996年にアクセルとの不仲からガンズを離れることになった(後にバンドには復帰している)。ちょうどその少し前から、彼は自身のバンドでの活動も進めていた。後にはソロや複数のバンド名義で自身の作品を多く発表していくことになるわけだが、その第一弾となったのが、1995年にスラッシュズ・スネイクピット(Slash's Snakepit)として発表した本盤『イッツ・ファイヴ・オクロック・サムホエア(It's Five O'Clock Somewhere)』であった。 商業的にはビルボードのアルバム・チャートで70位という、そこそこの結果に終わった。しかし、その内容はというと、なんとも圧倒的である。ガンズとしてレコーディングを行ない、アクセルが納得しなかったものが本盤へと発展していったとのことだが、スラッシュ節がいかんなく発揮され、これぞギタリストという観点でのハードロック全開とでもいうべき快作に仕上がっている。ジェリーフィッシュ末期のメンバーでもあったエリック・ドーヴァーがヴォーカルを担当し、他のメンバーは、ギルビー・クラーク(リズムギター)、マイク・イネス(ベース)、マット・ソーラム(ドラム)という布陣。さらには、ディジー・リード(キーボード)、テディ・アンドリディス(ハーモニカ)、パウリーニョ・ダ・コスタ(パーカッション)がゲスト・ミュージシャンとして参加しており、ガンズ・アンド・ローゼズとの間での人の行き来が見てとられる。 聴きどころとなる楽曲をいくつか挙げてみたい。オープニング・ナンバーの1.「ニーザー・キャン・アイ」は、アコースティックでブルージーな始まりから一気に盛り上がってハードで分厚い演奏へと展開していくのがいい。2.「ダイム・ストアー・ロック」は、ドラムスの激しさと二人体制のギターの厚みが心地よく、ドーヴァーのヴォーカルとスラッシュのギター・ソロも聴きごたえがある。6.「モンキー・チャウ」は、うねりを伴う分厚いサウンドがとにかく爽快な1曲。 インストゥルメンタル・ナンバーの8.「ジズ・ダ・ビット」は、3分足らずの短い時間ながら、スラッシュが本領発揮の演奏を存分に披露している。アルバム後半での聴きどころと言えるのは、10.「テイク・イット・アウェイ」から11.「ドゥーイン・ファイン」、12.「ビー・ザ・ボール」を経て、13.「アイ・ヘイト・エヴリバディ(バット・ユー)」という、硬派でハードな演奏のナンバーが並ぶ部分。さらに聴き逃がせないのは、アルバムを締めくくる14.「バック・アンド・フォース・アゲイン」。メロディアスながら重厚でギター・ソロも見事な好曲である。 [収録曲] 1. Neither Can I 2. Dime Store Rock 3. Beggars & Hangers-On 4. Good to Be Alive 5. What Do You Want to Be 6. Monkey Chow 7. Soma City Ward 8. Jizz da Pit 9. Lower 10. Take It Away 11. Doin' Fine 12. Be the Ball 13. I Hate Everybody (But You) 14. Back and Forth Again 1995年リリース。 【中古】 イッツ・ファイヴ・オクロック・サムホエア/スラッシュズ・スネイクピット ◇スラッシュズ /Slash's Snakepit/イッツ・ファイヴ・オクロック・サムホエア /MVCG169 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2026.01.10 07:03:54
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