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音楽日記~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2026.01.14
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テーマ:Jazz(2017)
カテゴリ:ジャズ
晩年、スペインでのライヴ共演盤


 “ジェントルメン”ならぬ『ジェントル・ベン(Gentle Ben)』というのは、ベン・ウェブスター(Ben Webster)のアルバムの表題である。“ジェントルマン”(単数)ではなく、“メン”(複数)というのは、単なる語呂合わせというだけでなく、ベン・ウェブスターだけが主役ではないからということになるだろうか。というのも、ジャケットにも記載されているように、本盤は、ベン・ウェブスターがテテ・モントリュー(Tete Montoliu)のトリオとの共演を収めたものである。

 もう一つ、この盤(筆者の手元にあるのは、1999年リイシューのCD盤)を手にした時に不思議に思ったことがあった。ライナーの文面がスペイン語で、そこに英訳・仏訳・独訳がついていたのである。アルバムの内容を知るとその疑問は解消されるわけなのだが、スペインのバルセロナで録音され、バルセロナのレーベル(Discos Ensayo)がレコード化した(したがって欧州各国向けの英・仏・独語訳が付けられた)というものである。

 でもって、演奏内容はというと、1972年のバルセロナでのライヴ演奏を収めたもので、1964年にヨーロッパへ移住したウェブスターの晩年の演奏(このライヴ収録の10カ月ほど後に彼は亡くなっている)ということになる。往年のウェブスター節ながら、やや穏やかなテナー演奏が展開される。この穏やかなトーンと調和するようにじっくりとピアノを聴かせるのがテテ・モントリューということになる。

 以上のような特徴の盤であるため、大きく盛り上がるという感じはそれほどなく、聴き手によっては物足りなさを感じるかもしれない。全部で8曲が収録されているが、筆者の好みは、叙情的なピアノとまったり感満載のテナーがうまく絡み合った1.「ベンズ・ブルース」や、テンポよく朗らかな8.「バルセロナ・シャウト」といったところだろうか。決してベン・ウェブスターの代表盤でもテテ・モントリューの代表盤でもない。とはいえ、個人的には、疲れた時に心を休めてくれる一枚という聴き方をしている作品だったりする。


[収録曲]

1 Ben's Blues
2 The Man I Love
3 My Nephew Bent
4 How Long Has This Been Going on
5 Sweet Georgia Brown
6 Don't Blame Me
7 Did You Call
8 Barcelona Shout


[パーソネル・録音]

Ben Webster (ts), Tete Montoliu (p), Peer Wyboris (b), Eric Peter (ds)
1972年11月28日録音。




 ​
ジェントル・ベン [ ベン・ウェブスター・ウィズ・テテ・モントリュー・トリオ ]

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Last updated  2026.01.14 21:10:44
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