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音楽日記~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2026.02.07
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テーマ:洋楽(3611)
充実度いっぱいの秀逸盤


 ロイ・オービソン(Roy Orbison)は、1936年テキサス州生まれのシンガー、ミュージシャンで、1988年に52歳で没している。デビューは1955年で、1960年の「オンリー・ザ・ロンリー」以降、とりわけ1960年代の前半から中盤にかけてヒット曲を連発して人気を博した。個人的な問題もあって1970年代にはそうしたヒット曲からは遠ざかるものの、決して創作活動が停止したわけではなかった。

 1972年5月にリリースされた『ロイ・オービソン・シングス(Roy Orbison Sings)』は、彼が健在だったことを示す盤などと言っては失礼に当たるだろう。それどころか、彼の代表盤の中に必ず数えるべきというほどの素晴らしい出来のアルバムだと思う。個々のナンバーの歌唱も申し分なく、収録曲のバランスも非のつけどころがない。これぞまさしく“ザ・ビッグ・オー”(ロイ・オービソンの愛称)という秀でた一枚だと言える。

 LP時代のA面から、いくつの曲を見ておこう。1.「ゴッド・ラヴ・ユー」は、柔らかな歌声が存分に生かされたナンバーで、冒頭からロイ・オービソンの世界が全開である。3.「イフ・オンリー・フォー・ア・ホワイル」はのびのびとした歌唱がいい。いくぶん長閑な5.「ヘルプ・ミー」もなかなかの美曲。その一方で、アップテンポの6.「プレーン・ジェーン・カウンティ」のような曲も含まれていて、アルバムを通して聴いた時の抑揚がついている。

 7.「ハーレム・ウーマン」以降、LPではB面に相当するアルバム後半に移る。8.「シャイアン」はノリがよく、演奏の完成度が高い。10.「イット・テイクス・オール・カインズ・オブ・ピープル」は、再びロイ・オービソン節が全開の好曲。ラストの曲となる11.「リメンバー・ザ・グッド」は、じんわりと盛り上げる演奏と歌唱でアルバムを締めくくっている。アルバム全体として、なんとも充実度が高く、そして満足度の高い盤だと感じる。


[収録曲]

1. God Love You
2. Beaujolais
3. If Only for a While
4. Rings of Gold
5. Help Me
6. Plain Jane Country (Come to Town)
7. Harlem Woman
8. Cheyenne
9. Changes
10. It Takes All Kinds of People
11. Remember the Good

1972年リリース。





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輸入盤 ROY ORBISON / ROY ORBISON SINGS [CD]




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Last updated  2026.02.07 07:42:06
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