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カテゴリ:ラテン(ロック&ポップス)
世界的アーティストへの飛躍となった盤
フアン・ルイス・ゲラ(Juan Luis Guerra)は、1957年、ドミニカ共和国の首都サントドミンゴ出身で、グラミーやビルボードなどの受賞歴を持つアーティスト。メレンゲ、ボレロ、サルサなどカリブ音楽にロックやポップの要素も取り込み、世界に広く知られるミュージシャンである。そんな彼にとって、世界的な知名度への第一歩となったアルバムが、第4作となる本盤『オハラー・ケ・ジュエバ・エル・カフェ(Ojalá que llueva café)』(1989年)である。 LPでA面・B面とも各4曲、総時間数にして32分ほどであるが、フアン・ルイスおよびそのグループ4.40(440とも表記され、“クアトロ・クアレンタ”と読む)のスタイルが凝縮された内容である。フアン・ルイス以外のメンバー(全員がヴォーカル、コーラス)は、マルコ・エルナンデス(Marco Hernández):、マリエラ・メルカード(Mariela Mercado)、ロヘル・サヤス・バサン(Roger Zayas Bazán)という面々である。 1.「ビサ・パラ・ウン・スエーニョ(夢を掴む査証)」は、ドミニカ人からみた米国入国のためのビザをテーマにしたもので、シングル・カットもされ、このアーティストの代表的楽曲の一つとなった。アルバム表題曲の2.「オハラー・ケ・ジュエバ・エル・カフェ(コーヒーの雨が降るといいのに)」も、社会的なテーマの詞で、農園で働く労働者層の将来の希望を歌ったもの。この曲もシングルとして発売され広く聴かれたが、さらに後にはメキシコのロック・バンド、カフェ・タクーバがカバーしてヒットさせている(参考過去記事)。 そのほか、個人的な好みで何曲か取り上げておくと、4.「デ・トゥ・ボカ」は、マルコ・エルナンデスとマリエラ・メルカードのヴォーカルがフィーチャーされていて、とりわけマリエラの女性ヴォーカルの軽妙さがいい。6.「ウーマン・デル・カジャオ(カジャオの女)」は、ベネズエラ人アーティストのフリオ・デルガードのカリプソ曲を取り上げたもの。7.「レイナ・ミーア(僕の女王)」は、カリブのアーティストらしいダンス・ナンバーに仕上がっていて、この高速リズムは、フアン・ルイス・ゲラと4.40の本領発揮を示す場面の一つと言えるように思う。 [収録曲] 1. Visa para un sueño 2. Ojalá que llueva café 3. Razones 4. De tu boca 5. La gallera 6. Woman del Callao 7. Reina mía 8. Ángel para una tambora 1989年リリース。 ↓いずれもベスト盤です↓ 【中古】 【輸入盤】Grandes Exitos/JuanLuisGuerra 【中古】Grandes Exitos [CD] Guerra, Juan Luis 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2026.02.16 10:13:57
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