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カテゴリ:洋ロック・ポップス
ハードロック界の不朽の名作
ディープ・パープル(Deep Purple)は、1968年にデビューし、レッド・ツェッペリンと並んで後のハードロックやヘヴィメタルの世界に多大な影響を与えた。メンバーを替えながらも長く存続しているバンドであるが、その全盛期の作品にしてハードロック界の不朽の名作と呼べるのが、1972年発表の本盤『マシン・ヘッド(Machine Head)』である。1970年の『イン・ロック』でハードロック路線での作品に成功した彼らのいわば完成形がこの『マシン・ヘッド』だった。セールス面でもイギリスをはじめ複数の国でアルバムチャートの1位、米国でも7位という成功を収めた。 録音はスイスのモントルーで行われた。当初、カジノのステージでの録音が計画されたものの、火事によってこの録音場所は失われてしまう。結局、録音はモントルーの別の場所で行われたのだが、この火災のアクシデントは、名曲5.「スモーク・オン・ザ・ウォーター」を生み出すことにもなった。 収録されているのは全7曲で、文字通り捨て曲なしの完成度の高い作品である。収録された順に各曲を見ていくことにしたい。 LP時代のA面は、1.「ハイウェイ・スター」から幕を開ける。イアン・ギランのヴォーカルが冴え、疾走感と勢いを感じる曲調と、リッチー・ブラックモアのハードで的確なギター・プレイが印象に残る名曲である。2.「メイビー・アイム・ア・レオ」はメリハリがあって安定感のある演奏が特徴。表題の“しし座(レオ)”というのは、ヴォーカルのギランのことである。 続く3.と4.はライヴでもあまり取り上げられなかったせいか、本盤の中ではやや影の薄い曲であるが、決して質の面で劣っているわけではない。3.「ピクチャーズ・オブ・ホーム」は、個人的にはこのギター演奏も結構好きなのだが、当時はブラックモアが気に入らず、彼の在籍中のツアーでは一切演奏されなかったという楽曲。4.「ネヴァー・ビフォア」は、シングルカットされた曲ではあるもののさほど大きなチャートアクションを起こしたわけではなく、ライヴでもほとんど演奏されなかった(大衆の受けという意味ではよくできた曲で、ハードロック的要素をうまく生かした演奏に仕上がっているとは思うのだけれど)。 LPでのB面に当たるアルバム後半に移ろう。5.「スモーク・オン・ザ・ウォーター」はハードロック界を代表するナンバー。この印象的なギターのリフは、エレキギターを手にした少年なら誰もが弾いてみたフレーズと言えるほどポピュラーなものである。上で触れたとおり、ステージ火災の顛末をスリリングな曲調で表現した名曲に仕上がっている。続く6.「レイジー」は本盤の収録曲の中で最も長い尺(7分超)で、キーボードのジョン・ロードとギターのブラックモアの演奏がとにかく秀逸。アルバムを締めくくる7.「スペース・トラッキン」は宇宙旅行がテーマとなっており、本盤では4分半の収録時間だが、ライヴではその締めくくりに長い尺で演じられるようになった1曲。なお、本盤には25周年や40周年のエディションがあり、それぞれにリマスターやライヴなど複数ディスクの加えられたものが存在している。 [収録曲] 1. Highway Star 2. Maybe I'm a Leo 3. Pictures of Home 4. Never Before 5. Smoke on the Water 6. Lazy 7. Space Truckin' 1972年リリース。 マシン・ヘッド [ ディープ・パープル ] マシン・ヘッド 2012リマスター・スペシャル・エディション [ ディープ・パープル ] マシン・ヘッド:スーパー・デラックス・エディション (完生産限定盤 3CD+アナログ+Blu-ray)【アナログ盤】 [ ディープ・パープル ] 下記のランキングに参加しています。 お時間の許す方は、バナーをクリックして応援してください! ↓ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2026.05.13 06:44:44
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