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カテゴリ:洋ロック・ポップス
バンドとしての第2作
レスリー・ウェストのアルバムをフェリックス・パパラルディがプロデュースしたことを契機にバンドへと発展したマウンテン(Mountain)は、1970年にバンド第1作となる『勝利への登攀』を発表し、成功を収めた。そして、翌1971年に続いてリリースされたバンド第2作となるアルバムが、『ナンタケット・スレイライド(Nantucket Sleighride)』である。この盤は、前作を上回るセールスを上げ、全米16位(ファースト作は17位)、カナダ14位(同19位)、またイギリスでも初のチャート入り(最高位は43位)という結果を残した。 バンドのメンバーは、レスリー・ウェスト(ヴォーカル、ギター)、フェリックス・パパラルディ(ヴォーカル、ベース)、スティーヴ・ナイト(キーボード)、コーキー・レイング(ドラムス)。前作と同様の4人が息の合ったタイトでハードな演奏を展開する。 オープニング曲の1.「ドント・ルック・アラウンド」から畳みかけるように高いテンションとハードなサウンドが炸裂する。そもそも本盤が作られたのは、ハードロックなるものが作り出されていく時期に該当し、サイケデリック・ロックとブルースロックがハードロックへと展開し、昇華していく過程をリアルに聴けるというのも興味深い点だと言える。いくぶん幻想的な雰囲気を湛えつつ演奏が展開していくアルバム表題曲の3.「ナンタケット・スレイライド」なんかは、そうしたドキュメントを目の当たりにできる1曲と言えるのかもしれない。 アルバム後半に移り、6.「アニマル・トレーナー」のような初期ハードロック的楽曲は、個人的に聴いていて心地よい。かと思うと、続く7.「マイ・レディ」にはどこか牧歌的な雰囲気が残り、ウェストとパパラルディそれぞれの個性がうまく噛み合って作品を成り立たせている。そんな中、アルバムの中で一つの聴きどころと言えそうなのは、終盤の2曲。8.「暗黒への旅路」はパパラルディとその妻のゲイル・コリンズの共作で、楽曲としてきれいにまとまりつつも、ギターがスリリングさを醸し出している。9.「偉大なる列車強盗」はウェストを含むバンドメンバー4人の共作で、息の合ったハイレベルな演奏であると同時に、外へ放つエネルギー感が強く伝わってくるように思う。このように、ある意味では異なる志向性が同居するというのが、本盤のよさとも言えるような気がする。 [収録曲] 1. Don't Look Around 2. Taunta (Sammy's Tune) 3. Nantucket Sleighride (For Owen Coffin) 4. You Can't Get Away 5. Tired Angels (For J.M.H.) 6. The Animal Trainer and the Toad 7. My Lady 8. Travellin' in the Dark (For E.M.P.) 9. The Great Train Robbery 10. Travellin' in the Dark (For E.M.P.)-Live-(リマスターCDのボーナストラック) 1971年リリース。 【中古】 ナンタケット・スレイライド/マウンテン 【中古】 【輸入盤】Original Album Classics(5CD)/マウンテン 下記のランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、バナーをクリックして応援いただけると嬉しいです! ↓ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2026.05.17 19:58:01
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