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テーマ:クラシックロック(773)
カテゴリ:洋ロック・ポップス
ストーンズ“初の”ライヴ盤
1962年に活動を開始し、翌年にレコードデビューしたローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)は、彼らにとって“最初のライヴ盤”となる『ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト(Get Yer Ya-Ya's Out! The Rolling Stones in Concert)』を1970年にリリースした。実のところ、これよりも前の1965~66年には、イギリスでは加工された音源のライヴEP盤、米国向けリリースのライヴ・アルバム(どちらも『ガット・ライヴ・イフ・ユー・ウォント・イット!』というタイトル)が発売されているが、バンド自身の公式な見解としては、今回の盤が最初のライヴ盤ということになっている。 本盤に収録されているのは、1969年11月27~28日(各日2公演ずつ行われたとのこと)、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンでの公演での演奏である。2年半ほどライヴツアーを行っていなかった彼らは、1969年にこれを再開する。ブライアン・ジョーンズに代わって加入したミック・テイラーが参加した最初のツアーであった。ファン待望のライヴ盤(しかも1曲1曲の演奏の質が高い!)ということもあり、本盤はブートレグ抑止の意図もあったと言われる。 アルバムは、英米双方でナンバー1ヒットとなった1.「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」で幕を開ける。デビュー盤に収録されていた2.「かわいいキャロル」は、元々はチャック・ベリーの楽曲であるが、このライヴ盤ではもう1曲、8.「リトル・クイニー」というチャック・ベリーのナンバーもカバーされている。 上記のライヴツアーを行っていない間に、ストーンズは『ベガーズ・バンケット』、『レット・イット・ブリード』といった名盤をリリースしており、これらの収録曲が本ライヴ盤の中核をなしている。3.「ストレイ・キャット・ブルース」、6.「悪魔を憐れむ歌(シンパシー・フォーザ・デヴィル)」、10.「ストリート・ファイティング・マン」は『ベガーズ・バンケット』で披露されていたナンバー。 ロバート・ジョンソンの楽曲である4.「むなしき愛(ラヴ・イン・ヴェイン)」、5.「ミッドナイト・ランブラー」、7.「リヴ・ウィズ・ミー」は、アルバム『レット・イット・ブリード』の収録曲である。また、9.「ホンキー・トンク・ウィメン」は彼らの有名なシングル曲であるが、『レット・イット・ブリード』にそのカントリー・ヴァージョンが収録されたという楽曲でもある。 蛇足ながら、ジャケットデザインについて一言。当時の感覚と言えばそれまでなのかもしれないが、後の時代から見るとどうもこの盤のジャケット(もちろんちゃんとアート担当者がいて制作されたのだけれど)は、本ライヴ演奏の魅力を伝えきれていない気がする。熱狂が伝わり、汗ほとばしるステージ上のメンバーや演奏の姿の写真ジャケ(あくまで筆者の感性による)みたいな方がはるかに本盤の魅力が伝わりそうな気がするのだけれど。 なお、2009年には本盤の40周年デラックス・エディションが発売された。その追加ディスク(筆者は未聴)には、リリース当時にバンドが希望したものの叶わなかったという共演アーティスト(B・B・キング、アイク&ティナ・ターナー)との音源も収められている。 [収録曲] 1. Jumpin' Jack Flash 2. Carol 3. Stray Cat Blues 4. Love in Vain 5. Midnight Rambler 6. Sympathy For The Devil 7. Live With Me 8. Little Queenie 9. Honky Tonk Women 10. Street Fighting Man 1970年リリース。 ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト!/ザ・ローリング・ストーンズ[SHM-CD]【返品種別A】 ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト! [ ザ・ローリング・ストーンズ ] 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2026.05.28 05:48:23
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