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テーマ:洋楽(3636)
カテゴリ:洋ロック・ポップス
バンド初のフル・ライヴ作
ハート(Heart)は最初の黄金期だった1970年代後半のライヴをベスト盤の一部(2枚組のうちの一枚、ただしCD化で削られた曲もあり)として発表している。けれども、アルバム全体が純粋なライヴ盤というのは、1980年代半ば以降の人気絶頂期を経て1991年にリリースされた本盤『ロック・ザ・ハウス・ライヴ!!(Rock the House Live!)』が最初であった。 この『ロック・ザ・ハウス・ライヴ!!』の内容は、1990年10月28日に米マサチューセッツ州で行われたライヴの演奏である。ステージで披露された22曲(ギターソロ1曲を含む)のうち14曲が本盤に収められた。時期的に見ても納得のように、1980年代のナンバー中心の選曲となっており、演奏にきらびやかな部分も感じられる。また、当時の人気ぶりがわかる声援も聞こえてくる。とはいえ、ハートのバンドとしての実力がしっかりと発揮されたライヴ盤でもある。 アルバムは直前のアルバム作品『ブリゲイド』のオープニング曲でもあった1.「ワイルド・チャイルド」から始まる。2.「おもかげせつなく(フォールン・フロム・グレイス)」も同盤からの選曲だが、この演奏がなかなかよくて、筆者的にはお気に入り。その後も3.「コール・オブ・ザ・ワイルド」、7.「アンダー・ザ・スカイ」、8.「ザ・ナイト」、9.「いつわりのストレンジャー(トール・ダーク・アンド・ハンサム・ストレンジャー)」と同盤からの曲が多く収められている。これらのうち、特に8.「ザ・ナイト」および9.「いつわりのストレンジャー」は聴き逃がせない好演奏である。 ところで、本盤には1980年代のヒット曲だった「ジーズ・ドリームス(ディーズ・ドリームス)」や「アローン」などは収められていない。大衆受けとなった楽曲に頼りたくなかったということもあったのかもしれないが、その主な理由は、本ライヴ盤の表題通り“ロック”に焦点を当てているからということではないかと察せられる。ポップな路線に寄った1985年作の『ハート』からの楽曲である5.「シェル・ショック」や10.「イフ・ルックス・クッド・キル」の演奏からも窺える。特に後者は意図的にテンポを上げ(初めて本ライヴ盤を聴いた時には明らかに違和感を感じた)、やや大袈裟に感じるほど分厚い音やハードなギター演奏を盛り込んでいる。こうした点からもそうした意図があったように思われる。 ここまでで触れていない楽曲をあと2つほど挙げてから、終わりにしたい。11.「フー・ウィル・ユー・ラン・トゥ」は、アルバム『バッド・アニマルズ』のオープニング曲だが、ライヴで演奏した時の魅力が十分に引き出されている。それから、ラストの14.「バラクーダ」。こちらは1970年代のハートの代表曲だが、ハードでコアな演奏力が相変わらず発揮されている。 [収録曲] 1. Wild Child 2. Fallen from Grace 3. Call of the Wild 4. How Can I Refuse? 5. Shell Shock 6. Love Alive 7. Under the Sky 8. The Night 9. Tall, Dark Handsome Stranger 10. If Looks Could Kill 11. Who Will You Run To 12. You're the Voice 13. The Way Back Machine 14. Barracuda 1991年リリース。 ロック・ザ・ハウス・ライヴ!! [ ハート ] Heart ハート / Rock The House Live! 【CD】 以下のブログランキングに参加しています。お時間の許す方は、 クリックで応援よろしくお願いします。 ↓ ↓ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2026.05.31 05:24:52
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