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音楽日記~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2026.06.15
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テーマ:洋楽(3635)
ヴァラエティに富んだ楽曲と歌唱


 『ロイ・オービソン・シングス』と同じ1972年の終盤に発表されたのが、ロイ・オービソン(Roy Orbison)の『メンフィス(Memphis)』というアルバムである。様々な楽曲をカバーし、アップテンポのものからしっとりと歌い上げるものまでヴァリエーションに富んでいて、ロイ・オービソンの魅力が存分に発揮された盤になっている。

 アルバム冒頭の1.「メンフィス、テネシー」は、本盤の楽曲の中で唯一のシングル曲。チャック・ベリーのナンバーで、テンポがよくパンチも利いている。3.「ラン・ベイビー・ラン」は、ヴォーカル・トリオのニュービーツが1965年にヒットさせた曲である。5.「アイム・ザ・マン・オン・スージーズ・マインド」は、なかなか秀逸な1曲で、渋い歌声に惚れ惚れさせられる。6.「アイ・キャント・ストップ・ルージング・ユー」は、ファースト盤に収められたナンバーの再演。元はドン・ギブソンの楽曲であるが、この曲もまたロイ・オービソンの歌唱力を存分に堪能でき、本盤での聴かせどころと言うべき1曲になっている。

 アルバム後半(7.以降がLP盤でのB面)に移る。7.「ラン・ジ・エンジンズ・アップ・ハイ」は、軽やかにテンポに乗った曲調と歌い方が心地よい。そうかと思うと、8.「イット・エイント・ノー・ビッグ・シング」では、しっとりとした歌唱を聴かせる。続く9.「アイ・フォウト・ザ・ロウ」は、ハードな曲調。1950年代のザ・クリケッツの楽曲で、1960年代にボビー・フラー・フォーがヒットさせたもの(1970年代の後半にはザ・クラッシュがカバーしたことでも知られている)だが、ロイ・オービソンらしさがうまくでたヴァージョンに仕上がっていると思う。


[収録曲]

1. Memphis, Tennessee
2. Why A Woman Cries
3. Run, Baby Run (Back Into My Arms)
4. Take Care of Your Woman
5. I'm the Man on Susie's Mind
6. I Can't Stop Loving You
7. Run The Engines Up High
8. It Ain't No Big Thing (But It's Growing)
9. I Fought the Law 
10. The Three Bells
11. Danny Boy

1972年リリース。




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Last updated  2026.06.15 17:22:49
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