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音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

全765件 (765件中 1-10件目)

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洋ロック・ポップス

2021年05月09日
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1970年代、ソロシンガーとなったサイモンの代表盤


 サイモンとガーファンクルは1960年代に様々なヒットを残し、1970年に解散した。その後、ポール・サイモン(Paul Simon)はソロとしての活動を展開していった。1972年、1973年にそれぞれソロとしてのアルバムを発表したのに続き、1975年にリリースされたのが本盤『時の流れに(Still Crazy After All These Years)』であった。

 本作は、全米1位となり、最優秀アルバムに加え、男性ポップ・ボーカル部門でグラミーを受賞した。これはサイモンとガーファンクルとしての受賞以来、ソロで初めての受賞であった。1980年代には『グレイスランド』という大きなヒットとなった盤を出しているが、1970年代の彼の活動としては、この『時の流れに』が代表作だと言えるだろう。

 この盤に収められた中で有名曲といえば、4.「恋人と別れる50の方法(フィフティ・ウェイズ・トゥ・リーヴ・ユア・ラヴァ―)」である。全米のほかカナダでも1位を記録したほか、全米では年間のシングルチャート8位となった。シニカルな詞、淡々とした歌いくちといった特徴は、後のスティングに影響を与えたんじゃないかと思ったりする。もう一つ、本盤で大きな注目を集めたのは、アート・ガーファンクルとの共演の2.「マイ・リトル・タウン」。1970年に袂を分かった二人だったけれど、この曲だけは“サイモンとガーファンクル”の名義で録音され、それぞれのソロ・アルバムに収録されることになった。

 上記の2曲以外に外せないナンバーとしては、まずは、表題曲の1.「時の流れに(スティル・クレイジー・アフター・オール・ジーズ・イヤーズ)」。そして、7.「ある人の人生(サム・フォークズ・ライヴズ・ロール・イージー)」。どちらもじっくり染み入るタイプの曲と詞がいい。筆者的には、上で触れた4.「恋人と別れる~」とこれらを合わせて、本盤のベスト3曲という気がしている。


[収録曲]

1. Still Crazy After All These Years
2. My Little Town
3. I Do It For Your Love
4. 50 Ways to Leave Your Lover
5. Night Game
6. Gone at Last
7. Some Folks' Lives Roll Easy
8. Have a Good Time
9. You're Kind
10. Silent Eyes

1975年リリース。




 ​
時の流れに [ ポール・サイモン ]

 ​
【輸入盤】Still Crazy After All These Years [ Paul Simon ]




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Last updated  2021年05月09日 17時35分44秒
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2021年05月06日
テーマ:洋楽(2776)
熟年に達したアルの密かな名作


 アル・クーパー(Al Kooper)は1944年生まれで、ロックという音楽が確立されていった時代の生き証人の一人である。そんな彼のソロ作は決して多いわけではなく、しかも1960年代末から1970年代に集中している。1980年代には“指揮者”的な役割のアルバム(『チャンピオンシップ・レスリング』)、1990年代にはインスト盤(『リクーパレイション』)とライヴ盤(『ソウル・オブ・ア・マン』)をリリースしていたが、本格的なスタジオ作品は、30年近くという長い時を経て2005年に出された。それが本盤『ブラック・コーヒー(Black Coffee)』である。

 久々の復活盤ともいうべきこの作品は、派手な新作でもなければ出涸らしの駄作でもなかった。まさしくアル・クーパーの世界、それも年月の流れを経て、円熟味が加わっている。そもそも彼の音楽は、基本的にはホワイト・ソウルなどと分類されがちだけれど、アップテンポもあればスローバラード系もあり、ロック色ありと一本調子ではない。本作でもその音楽的な幅というか多様さは十分に生かされており、2000年代の洋楽の密かな名作の一つに数えられてもいいのではと思ってみたりする。

 個人的な好みで注目曲をいくつか挙げておきたい。アルの味がよく出ているナンバーとして、1.「マイ・ハンズ・アー・タイド」、9.「アナザー・マンズ・プライズ」が筆者的にはお勧めである。あと、いくつか共作のナンバーが含まれているが、4.「ゴーイング・ゴーイング・ゴーン」は要注目。R&Bやソウルの有名な作曲家ダン・ペンとの共作曲で、本盤収録曲のうち、1、2を争う出来のナンバーだと思う。

 他方、全14曲(日本盤ではボーナス・トラックがあるので15曲)のうち自作ではないナンバーが5曲あるのにも注目されたい。筆者が特に気に入っているのは、まずはライヴ演奏(2001年のライヴとのこと)の8.「グリーン・オニオンズ」。言わずと知れたブッカーT&ザ・MG’ズのナンバーだが、アルのオルガン演奏は健在。11.「ガット・マイ・アイオン・フー」は、ダイアー・ストレイツのギタリストを務めたハル・リンデスのナンバーだが、見事にアルのカラーに仕上がっている。これと、同じことは、レイ・チャールズで知られる12.「ジャスト・フォー・ア・スリル」なんかにも言える。


[収録曲]

1. My Hands Are Tied
2. Am I Wrong
3. How My Ever Gonna Get Over You
4. Going, Going, Gone
5. Keep It to Yourself
6. Get Ready
7. Imaginary Lover
8. Green Onions (Live)
9. Another Man´s Prize
10. Childish Love
11. Got My Ion Hue
12. Just for a Thrill
13. Goin´Back In A Cadillac (Live)
14. (I Want You To) Tell Me the Truth
15. Test Drive [日本盤ボーナス・トラック]

2005年リリース。




 ​
【輸入盤CD】AL KOOPER / BLACK COFFEE (アル・クーパー)

 ​
ブラック・コーヒー / アル・クーパー





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2021年05月03日
テーマ:洋楽(2776)
初期の熱きコステロを聴くなら本盤かデビュー盤から


 エルヴィス・コステロのデビュー・アルバムは名曲「アリソン」を含む『マイ・エイム・イズ・トゥルー』(1977年)であった。そして、その翌年になって発売されたセカンド作がこの『ディス・イヤーズ・モデル(This Year’s Model)』である。その当時、日本では上記デビュー作の日本盤は発売されなかったため、本邦初紹介となったのがこの作品だったということになる。

 ファースト作と本セカンド作の大きな違いは、バックバンドの存在である。エルヴィス・コステロのバックバンドは、彼自身がデビューした後にようやく形成され、本作で初めてジ・アトラクションズが姿を現した(ただしアルバムそのものには、まだ“エルヴィス・コステロ”とだけ記されている)。この後、コステロは長らくこのアトラクションズとの演奏を続けていくことになる。ちなみにデビュー盤でバックの演奏をやっていたのはクローヴァー(後のヒューイ・ルイス&ザ・ニューズに発展)で、このセカンド作でアトラクションズに含まれることになるメンバー数名もレコーディングに参加していた。

 本盤『ディス・イヤーズ・モデル』の特徴は何よりも前作の勢いをそのまま保ちつつも、ややパンク色の強い曲調・演奏が増えている点である。ファーストとセカンドでなかなか優劣がつけがたいのだが、ニューウェーブ的なノリを求める人なら、おそらくはこのセカンド作の方がより気に入るのではないかと思ったりもする。ちなみに、英国チャートでは、前作は14位だったが、本作は4位に躍進した。

 私的な好みの曲をいくつか挙げておこうと思う。1.「ノー・アクション」はデビュー当時のコステロのイメージの一つである勢いのある好曲。同じ流れでは、米盤にのみ収録された11.「レイディオ・レイディオ」がいい。やや偏った感じかもしれないけれど、筆者的には、この2曲が本盤のコステロを象徴するナンバーだったりする。これらに次いで注目したい曲としては、2.「ジス・イヤーズ・ガール」、4.「パンプ・イット・アップ」、7.「ハンド・イン・ハンド」、8.「リップ・サービス」なんかが挙げられるだろうか。繰り返しになるが、デビュー盤と並んで、“怒れる若者”何て呼ばれたりもしたエルヴィス・コステロの若いパワーと勢いが伝わってくる盤だと言える。


[収録曲]

1. No Action
2. This Year's Girl
3. The Beat
4. Pump It Up
5. Little Triggers
6. You Belong to Me
7. Hand in Hand
8. Lip Service
9. Living in Paradise
10. Lipstick Vogue
11. Radio, Radio
*英盤・米盤・日本盤それぞれで曲目の異動あり(上の曲目は筆者の手持ちの米盤による)。

1978年リリース。




 ​
THIS YEARS MODEL[輸入盤]/ELVIS COSTELLO[CD]【返品種別A】

 ​
ディス・イヤーズ・モデル +1 [ エルヴィス・コステロ ]




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Last updated  2021年05月03日 21時35分59秒
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2021年04月28日
テーマ:洋楽(2776)
新ラインナップを維持しての大ヒット盤


 メンバー編成を変えていく中で、リンジー・バッキンガムとスティーヴィー・ニックスが加入したフリートウッド・マック(Fleetwood Mac)。この2人を迎えての最初のアルバム『ファンタスティック・マック』の成功に続き、さらに大きなヒットとなったのが1977年発表の『噂(Rumours)』というアルバムだった。全米・全英ともにチャート1位を記録し、1978年にはグラミー賞(最優秀アルバム)を受賞した。シングルも次々にチャート・インし、とりわけ2.「ドリームス」は、全米1位の大ヒットとなった。

 この当時のバンド内の人間関係は、実に複雑だった。ミック・フリートウッドは妻と離婚した。バンドのメンバー同士だったジョン・マクヴィーとクリスティン・マクヴィーも離婚した。さらには、前作からセットで参加した恋人同士の二人、リンジー・バッキンガムとスティーヴィー・ニックスも別れることになった。興味深いのは、ジョン・マクヴィーとクリスティン・マクヴィーの両方、そして、リンジー・バッキンガムとスティーヴィー・ニックスの両方ともが、バンドにとどまり続けたという点であった。つまりは、夫婦や恋人同士でなくなったにもかかわらず、仕事上は関わり続けたということになる。後に、スティーヴィー・ニックスが述べているところでは、そのつらい状況をアルバム制作に没頭することで逃れようとしていたとのことであった。

 結果、でき上がった本作は、高い完成度となり、リスナーの人気を得て、31週(ということは優に半年以上!)にもわたって全米1位に君臨した。複数の曲がシングルとしても発売されたが、そのうち、スティーヴィー・ニックスの作で彼女がヴォーカルを務めた2.「ドリームス」は、バンドとして初の全米1位を記録した(ちなみ、2020年になってからもtik tok動画に端を発したリヴァイヴァルがあり、アルバムが42年ぶりに全米トップ10入りしたとのこと)。

 全体としては、バッキンガム/ニックス色が強まり、前作以上にポップさに磨きがかかっている。リンジー色の強い1.「セカンド・ハンド・ニュース」や5.「オウン・ウェイ」なんかもその典型だが、注目したいのは、7.「ザ・チェイン」。メンバーがばらばらに各々の志向性でもってやっているのではなく、共作曲でこういう融合がちゃんとできている点に(上記の制作経緯も含めて考えるとなおのこと)感心させられる。また、スティーヴィーがヴォーカルをとった上記2.のシングル・ヒットに加え、クリスティンによる4.「ドント・ストップ」(リンジーとクリスティンの2人がヴォーカル)と8.「ユー・メイク・ラヴィング・ファン」がシングルとしてそれぞれ全米3位と全米9位にチャート・インした。クリスティンのナンバーとしては、この8.「ユー・メイク・ラヴィング・ファン」に加え、10.「オー・ダディ」が筆者としては気に入っている。


[収録曲]

1. Second Hand News
2. Dreams
3. Never Going Back Again
4. Don't Stop
5. Go Your Own Way
6. Songbird
7. The Chain
8. You Make Loving Fun
9. I Don't Want to Know
10. Oh Daddy
11. Gold Dust Woman

1977年リリース。



 ​
【輸入盤】 Rumours (35th Anniversary Edition Standard)(Rmt) [ Fleetwood Mac ]

 ​
噂 [ フリートウッド・マック ]




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Last updated  2021年04月28日 08時20分45秒
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2021年04月25日
テーマ:洋楽(2776)
多彩な曲とヴォーカルの名作


 ハース・マルティネス(Hirth Martinez)は、1945年、ロサンゼルス出身のシンガーソングライターで、残念ながら、2015年に死去している。1970年代に2枚のアルバムをひっそりと残したが、決して多くの聴衆の人気を集めたりしたわけではなかった。むしろ愛好家の間でこの『ハース・フロム・アース(Hirth From Earth)』が隠れた名盤として語り継がれてきた。ザ・バンドのロビー・ロバートソンに見いだされ、彼のプロデュースで1975年にリリースされたのが、この盤ということになる。

 表題の『ハース・フロム・アース』は最初の語(アーティストの名前)と最後の語(“地球”)が韻を踏んでいるが、日本語に訳すと“地球からやってきたハース”といったようないみになる。しかもジャケット写真は、何やら海から姿を現した杖を手にした謎の人物(というかハース本人)なわけで、“地球外生命体ではなくて、海から出てきた謎の人物(生物)?”などという想像をさせかねないものである。

 ところが、実際に曲を聴いてみると、そんな不気味な想像とは正反対に、優しい素朴なヴォーカルの1.「オルトゥゲザー・アローン」からアルバムが始まる。とはいえ、彼のヴォーカルが柔らかく聴きやすいだけというのは間違いである。シンプルで朴訥に見える部分がある一方で、時としてR&B的であったり、南部っぽかったりと、泥臭さを含んでいる。そういう観点から気に入っている曲をいくつか挙げておくと、2.「ウィンター・アゲイン」、3.「ジンジ」、7.「ザッツ・ザ・ウェイ」、9.「ピティ・オン・ザ・フール」、12.「コールド・ダーク・モーニン」といった具合だろうか。

 “七変化”とまでは言わないが、多様な顔をさりげなく覗かせるヴォーカルがいい。その理由は、収録曲の多様さということなのだろうけれど、いずれも自作曲であり、なおかつそれをすんなり表現できてしまっているところに、本盤の素晴らしさがある。決してメジャーなアルバムではないけれど、聴き継がれたい名作の一つだと思う。


[収録曲]

1. Altogether Alone
2. Winter Again
3. Djinji
4. Be Everything
5. Comin Round the Moon
6. It
7. That's the Way It's Gotta Go
8. Silent Movies
9. Pity on The Fool
10. I Don't Know Why the Hell
11. Saturday Night
12. Cold Dark Mornin’
13. You Are a Star

1975年リリース。




 ​
【国内盤CD】ハース・マルティネス / ハース・フロム・アース




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Last updated  2021年04月25日 17時42分32秒
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2021年04月15日
テーマ:洋楽(2776)
600万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その25)


 引き続き、1970年代のナンバーですが、ジェフ・マルダーの「ブラジル」とは、だいぶ方向性の違ったものを取り上げます。グランド・ファンク・レイルロード(Grand Funk Railroad)は、1960年代末に結成され、1970年代後半まで活躍したアメリカのハード・ロック・バンドです(その後も1980年代の数年間に再結成、1990年代にさらに再結成と、解散・再結成を繰り返しました)。

 今回のナンバーは、そんな彼らの「オー・ワンダフル(Some Kind of Wonderful)」です。1974年のアルバム『ハード・ロック野郎 (世界の女は御用心)』に収録されていて、同じ年にシングルとして全米3位のヒットを記録しました。


 



 この曲は、彼らのオリジナルの曲ではありません。元々はジョン・エリソン(John Ellison)という人のペンによるもので、1967年にソウル・ブラザーズ・シックス(Soul Brothers Six)というR&Bグループが発表したものです。そのようなわけで、次にソウル・ブラザーズ・シックスのヴァージョンをお聴きください。


 



 さらに、今回は、原作者のジョン・エリソンのものもご覧ください。2018年なので比較的最近の映像ということですが、最初のMCで上述の経緯も説明されています(しかも65ものアーティストがカバーしている曲だという説明もなされていて、筆者は1990年代のヒューイ・ルイスによるカバーを思い出しました)。


 

 

 余談ながら、1950年代~70年代に活躍したコーラス・グループのザ・ドリフターズにも同名の曲がありますが、そちらはまったくの別物ですので、あしからず。



[収録アルバム]
Grand Funk Railroad / All the Girls in the World Beware!!!(邦題:ハード・ロック野郎 (世界の女は御用心))(1974年リリース)




 ​
【輸入盤CD】Grand Funk Railroad / Icon (グランド・ファンク・レイルロード)

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ベスト・オブ・グランド・ファンク・レイルロード/グランド・ファンク・レイルロード[CD]【返品種別A】




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Last updated  2021年04月15日 22時11分06秒
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2021年03月20日
600万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その2)


 今回の“いま聴きたい曲”は、サンタナ(Santana)とマナー(Maná)の共演による「コラソン・エスピナード(Corazón espinado)」というナンバーです。サンタナは言わずと知れたラテン・ロック、ジャズ・ロックの先駆的バンドで、ギタリストのカルロス・サンタナがメキシコ出身というのもよく知られた話です。そのカルロス・サンタナがメキシコのトップバンドであるマナーと共演しているのがこの曲です。

 サンタナの作品として1999年にリリースされた『スーパーナチュラル』では、他のアーティストをゲストに招いて様々な共演を実現しました。そこに収められた1曲がこのマナーとの共演曲でした。


 



 その後、この曲はサンタナも演奏しましたが、一方でマナーの定番曲としてライヴでも頻繁に演奏されていきました。そんなわけで、マナーの単独のライヴ演奏シーンということで、2013年のライヴ(南米チリのビニャ・デル・マール音楽祭)での映像をご覧ください。


 




[収録アルバム]
Santana / Supernatural(1999年リリース)




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スーパーナチュラル/サンタナ[CD]【返品種別A】

 ​
Santana サンタナ / Supernatural 輸入盤 【CD】




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Last updated  2021年03月20日 19時27分28秒
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2021年03月16日
記念すべきデビュー作


 A-ha(アーハ)は、1982年に結成されたノルウェイの3人組バンド。ジャンルでいえば、シンセ・ポップという言い方をされることが多いようだが、デビュー当初から広いリスナー層の人気を獲得した。

 そんな彼らのデビュー盤が1985年リリースの『ハンティング・ハイ・アンド・ロウ(Hunting High and Low)』である。本国ノルウェイで1位になっただけでなく、オーストリアや隣国スウェーデンのチャートで1位、さらにUKチャートで2位(アメリカでは15位、日本では8位)となった。さらにシングル・ヒットした1.「テイク・オン・ミー」はノルウェイや米国を含む少なくとも8か国のチャートで1位を記録した。

 この「テイク・オン・ミー」は、当時のシンセ・ポップの典型的ナンバーであっただけでなく、スケッチ画風の映像がMTV時代の到来にもマッチし、瞬く間に衆目を集めた。

 当時の人気はいくぶん“アイドル的”な側面があったようにも思うのだけれど、このアルバム作品を通して聴けば、後々に露になってくるa-haの核心は十分に示されていたように思う。(1980年代的に)“今風”でシンセ・ポップなだけが売りなわけではなく、叙情性でじっくりしっかり聴かせる作風はこの時点から既に素地が出来上がっていた。そのことをいちばん如実に示すのは、アルバム表題曲の3.「ハンティング・ハイ・アンド・ロウ」。似たような傾向はほかのいくつかの曲(すべてではないにせよ、5.、6.、7.、10.など)に見られるのだけれど、後々のこのバンドの発展性と同時に、おそらくは世間のイメージとのギャップに悩むことになったであろう要素が既に垣間見られる。

 ともあれ、個人的には“叙情性”というキーワードで括れそうなa-haの特性が、個人的にこのバンドをいいと思う動機になっている。そういう意味では、1.「テイク・オン・ミー」だけでなく、3.「ハンティング・ハイ・アンド・ロウ」もという発想で本盤を聴いてほしいというのが筆者の想いだったりする。


[収録曲]

1. Take on Me
2. Train of Thought
3. Hunting High and Low
4. The Blue Sky
5. Living a Boy's Adventure Tale
6. The Sun Always Shines on T.V.
7. And You Tell Me
8. Love Is Reason
9. I Dream Myself Alive
10. Here I Stand and Face the Rain

1985年リリース。




 ​
【輸入盤】Hunting High And Low (Rmt) [ a-ha ]

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Last updated  2021年03月16日 05時15分07秒
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2021年03月08日
テーマ:洋楽(2776)
世界的ヒットを含む代表盤の一つ


 リトル・リヴァー・バンド(Little River Band)は、オーストラリアから世界進出を果たした草分け的バンド。国内ですでに活動をしていた複数のバンドのメンバーが集まって1975年にメルボルンで結成され、同年にセルフタイトルのデビュー盤をリリースした。オーストラリア国内で大きな人気を集めただけでなく、彼らはイギリスやアメリカにも進出していく。米西海岸ロック的な爽快で美しいハーモニーを武器に人気を集めることになっていく。1978年リリースの第4作『夢追人(Sleeper Catcher)』は、全米アルバムチャートで初めて20以内(最高位16位)に入り、全米3位となるヒット・シングルも生み出した。そのようなわけで、彼らの世界進出の出世盤ともいえる。

 そのヒット曲というのが、2.「追憶の甘い日々(リミニッシング)」(動画含む過去記事はこちら)である。全米ラジオ史上、最もエアプレイ回数が多い曲の一つとされる名曲である。他にお勧めのナンバーとしては、同じくシングルとしてヒット(全米10位)した6.「レディ(レイディ)」で、これまたよくできた美曲。さらに、目立たないのだけれど実は名曲と思うのは、長尺の4.「時の流れに(ライト・オブ・デイ)」というナンバー。さらに、これら以外に聴き逃がせない収録曲としては、1.「安らぎの時(シャット・ダウン・ターン・オフ)」、5.「堕天使(フォール・フロム・パラダイス)」、8.「人生の小路(ソー・メニー・パス)」なんかが挙げられる。

 それにしても、思い込みというか刷り込みというのは恐ろしい。筆者はずっと米盤で聴いてきたため、ある種キャッチ―なオープニングで軽快な感じのある「シャット・ダウン~」からアルバムが始まるイメージが当たり前と化していた。元のオーストラリア盤では、「堕天使」からA面が始まる曲順だったとは。さらに、当時の日本盤もどうやら豪盤と同じ曲順だった模様。こちらの曲順で聴いてみたら、本盤の印象も案外別のものになりそうな気がしていたりする。


[収録曲]

1. Shut Down Turn Off
2. Reminiscing 
3. Red-Headed Wild Flower
4. Light of Day 
5. Fall from Paradise
6. Lady 
7. Sanity's Side
8. So Many Paths
9. One for the Road

*参考:豪盤の曲順(上の米盤・下記の豪盤ともに、1.~4.がLP盤のA面、5.~9.がB面)
1. Fall from Paradise
2. Lady
3. Red-Headed Wild Flower
4. Light of Day
5. So Many Paths
6. Reminiscing
7. Sanity's Side
8. Shut Down Turn Off
9. One for the Road

1978年リリース。




 ​
★CD/SLEEPER CATCHER/FIRST UNDER THE WIRE (輸入盤国内仕様)/リトル・リヴァー・バンド/OTCD-6399

 ↓ベスト盤です↓
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【輸入盤CD】Little River Band / Best Of (リトル・リヴァー・バンド)

 ↓こちらはオリジナル・アルバムのLP盤↓
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2021年03月02日
テーマ:洋楽(2776)
S・ルカサーをヴォーカルにしたロック回帰盤


 思えば、TOTOというバンドは、ヴォーカリストが一定しなかった。1976年にバンドが形成されてから、1984年まではボビー・キンボールがヴォーカリストだった。その後は、ファーギー・フレデリクセン(デニス・フレデリクセン)が短期間メイン・ヴォーカルを務めた後、ジョセフ・ウィリアムズがフロントを務めたものの、『第七の剣』の後に脱退。南アフリカ出身のジャン=ミシェル・バイロンがその後釜となるも、短期間しか続かず…といった具合であった。バンドの顔というよりは“声”としてのヴォーカリストが安定しないにもかかわらず、トップを張り続けるというのは、決して容易ではなかったことだろうと思う。

 そんな中、1992年に発表された本盤『キングダム・オブ・デザイア~欲望の王国~(Kingdom of Desire)』では、従前からのメンバーだったスティーヴ・ルカサーがヴォーカルを務めた(ちなみに、その後は1990年代末からボビー・キンボールが復帰、さらに2010年代のラインアップでは、ジョセフ・ウィリアムズが再合流している)。1980年代を通じてポップ化あるいは産業ロック化の波に乗ったTOTOであったが、本盤では、シンセがなりを潜め、全体としてはロックへの回帰と言えるようなサウンドに仕上がっている。

 筆者のおすすめをいくつか挙げておきたい。まずは冒頭の1.「ジプシー・トレイン」。音の厚み、勢いともに本盤中で必聴のナンバーの一つだと思う。もう一つ聴きどころを挙げておくと、アルバム表題曲の11.「キングダム・オブ・デザイア」が個人的にはお気に入りだったりする。もちろん、以前からの“聴かせるTOTO”とでも言える曲もある。9.「オンリー・ユー」なんかは、正直なところを言えば、ボビー・キンボールカジョセフ・ウィリアムスで聴きたかったと思ってしまう。

 なお、本盤が発売されたのは1992年9月のことであったが、その前月の8月5日に、メンバーのジェフ・ポーカロが急死した。殺虫剤散布に伴っての心臓発作だったとされるが、このバンドの要とされていたドラマーの突然の死は当時非常にショッキングな出来事だった。


[収録曲]

1. Gypsy Train
2. Don't Chain My Heart
3. Never Enough
4. How Many Times
5. 2 Hearts
6. Wings of Time
7. She Knows the Devil
8. The Other Side
9. Only You
10. Kick Down the Walls
11. Kingdom of Desire
12. Jake to the Bone
13. Little Wing [日本盤ボーナス・トラック]

1992年(米では1993年)リリース。



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Last updated  2021年03月02日 21時27分25秒
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