|
カテゴリ:読書記録 171-180
ホワイトカラーを取り巻く環境と問題点を分析、考察しています。説得力のある内容で、共感できる部分も多くあります。 ただ、本書では、ホワイトカラーを非常に広い概念でとらえています。派遣社員の単純事務作業者や、コンビニのアルバイト店員もホワイトカラーです。 それが本書でのホワイトカラーの定義である、といわれればそれまでですが、そこまで定義を広げるのであれば、なぜ、ホワイトカラーに限定した議論をしなければならないのか、という違和感が残ります。実際、最終章で論じている、所得格差やワーキングプアの問題などは、ホワイトカラーの問題ではなく労働者全体の問題として考えるべき内容と感じました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008/06/04 01:09:56 AM
[読書記録 171-180] カテゴリの最新記事
|