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テーマ:地震情報(629)
カテゴリ:地震
今日の深夜、震度4の地震がありました。
我が家は緊急地震速報の端末を置いているのですが、警報が鳴ったのは地震発生から約2~3秒ほどしてからでした。震源からは15kmほどしか離れていませんでしたので地震到達よりも警報の方が遅かったようです。 震源から何km離れていると地震よりも早く警報が鳴るのでしょうか?? 地震で大きな被害が出るのはたいていは直下型です。震源が遠方の地震ではたいした被害は出ません。遠方で起こる地震を事前に知ったところであまり意味がないような気がします。 阪神淡路大震災では、震源は淡路島の野島断層とされていますが、震源から20km以上離れた神戸市で大きな被害が出ました。これは野島断層の地震が引き金となって、六甲活断層群と大阪湾活断層群が震源の地震とほぼ同時に動いたために神戸に大きな被害が出ました。 震源から20km以上離れている神戸に大きな被害をもたらしたのは震源の地震ではなく、直下の活断層の地震が原因です。これらの六甲活断層群は震源となった野島断層の地震とほぼ同時に動いています。 阪神淡路大震災で動いたとされる活断層から20km以上離れた場所では死者数が極端に少なくなります。つまり、震源から、というよりも動いた活断層から20km以上離れると被害が少なくて済むと言うことになります。 緊急地震速報に求めるのは、被害の出る地震をいかに早く知らせてくれるのか、ということです。 被害が集中する震源や活断層から20km以内だと緊急地震速報が間に合わないことになります。初期微動を関知してから発報する今のシステムだと、被害の出る地域への警報は間に合いません。 緊急地震速報ってあまり意味が無いような気がしてきました。今、解約を検討しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.04.17 09:26:12
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