コスモス娘のメモ帳

ワークを元に細々とお勉強を始めた息子。
やる枚数は特に決めず、
「疲れたな」と判断したところで辞めるようにしていた。
調子のいいときは10枚以上サッサとやってしまうのだが、
やりたくない時は2枚で限界だったりした。

なんせ受験用のワークをやるなんて初めての経験。
息子は市販されているワークは好きでそこそこやってはいた。
特に『迷路』が好きで、買うと一日で全部やってしまう勢い。
あとはポケモンやハム太郎のシリーズをキャラクターに惹かれて買い、
気が向いたら一人でゴソゴソとやっていた。

なので、「お話を聞いて質問に答えましょう」だとか、
シーソ－に乗った物を見て「一番重いのはどれ？」とか。
大人でも一瞬考えてしまう問題もある。
当然息子、そんなのが出来るわけがない。
シーソーなんかは説明が出来るけど、
お話は「ちゃんと聞いててね」くらいしか言いようがない。

意外だったのは「積み木は全部でいくつありますか？」の問題。
こんなんやったこと無い（と思う）から、
見えない積み木まで数えないといけないなんて分かるまい。
説明するのが大変そうだな～と思っていたら、
言われるまでもなく見えない積み木までキッチリ数えていた。
積み木の量が20個を越えても、ほとんど間違えずにカウントした。
親ばかにも「息子って天才？？」なんて思いもしたが、
出来るのと出来ない物の差が激しかった。

最初の一冊で息子の得手不得手はだいたい分かったので、
苦手分野の「記憶・道徳」と、
得意分野の「数量・比較」の二冊のワークを買い足した。
それと、志望校の過去問と色々な学校の過去問集も購入。
息子がやったのはこの5冊だけ。
しかも、一部はやり終わってない。
ワークを買うのがもったいなかったから、
かなりの量の問題を手作りもした。
問題を作る作業はけっこう楽しかった。

お友達に誘われると遊びに行かせていたので、
そんなにみっちりやっていたわけでもない。
普通にテレビも見ていたし、
母も娘や家事があるから息子ばかりかまってはいられない。
多分平均勉強時間は1時間を切っているに違いない。
みんなはどれくらいやっていたんだろう？

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