2005/11/09(水)00:59
タワーレコード・銀杏並木・藍色の音・・・
渋谷タワーレコードに行くのに、ちょっと遠回りして、
代々木競技場あたりをうろついていたら、
秋色の青空に銀杏並木の黄色が眩しくて、
街の音に混じる風の音に耳を傾けながら、
タワーレコードへ。
UAの新譜を買おうか、なんか面白いコンピ物あるかな?
など、色々迷ってしまい、結局購入せず。
久しぶりにフリーペーパーのBounceを読んでたら
私の敬愛する青柳拓次さんのエッセイらしきものが載っていた・・・!
「ある夜、自分が素通りできなかった音楽の全てに、
共通な感覚がある事を発見する。それは、風景で伝えるなら
少し肌寒い静かな夜更けに、仄かな月の光が楽器に灯っているような・・・
音質で言うと、Hi-FiでもLo-Fiでもない
磨いた古靴の鈍い光を纏った質感。
それから、私は言葉を探してみた。<藍色>という言葉に辿り着く」
っていう一文があって、もう感動。大好き。この感覚。
全てが藍色になる瞬間の時刻。でも、風景の輪郭は鮮明で。
私の場合は、少しメランコリックになり、音の世界の
わずかな隙間に、自分の存在を見つめる感じ。
青柳くんは、詩の朗読会なども企画してるみたい。
http://www.bookwormweb.net/
今度、出掛けてみようかな。