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日々是好日

幸せについて

「幸せについて」

「幸せ」は人によって違うものだと思う。
人はそれぞれ自分の尺度をもっていて、他人のそれとは異なっているのでは。
お金を持っているから幸せだとか
土地と家を持っているから幸せだとか
家族に囲まれているから幸せだとか
才能に恵まれているから幸せだとか
容姿に恵まれているから幸せだとか
そんなふうに決まってなんかない。
お金持ちでもそうじゃなくても
他人の人生なんて、はっきりいってどうでもいいものだと思う。
どんなに頑張ってもうらやんでも、自分以外の何者にもなれないのだから。

自分が満足して生きていくことが大切なんじゃないかという気がしてしまう。

その時に、自分がやりたいことができるのがいちばんじゃないだろうか。
そしてそれが将来的にどうなるのかということを気にしていたら仕方がない。
将来のことを考えて・何かのせいにしてあきらめるのは、果たして「幸せ」といえるのだろうか。
やりたい気持ちを抱えたまま生きていくことは、重い荷物を背負いながら生きていくようなもの。

将来に向けて持っていく荷物は少ないほうがいい。
やりたいことやり残したことをなるべく持たずに生きていきたいものだ。


他人の幸せが自分の幸せといえる人は、とても幸せな人だと思う。
でもわかる。わかる気がする。
家族が幸せだと、私も幸せだから。
同じように、自分が不幸だと周りも不幸になってしまうのかもしれない。

そう考えると、人は結局自分の幸せのために生きなければならない。
自分が幸せになることで、誰かが幸せになるってすごいことだ。

幸せは誰かにしてもらうものじゃなくて、誰かとなるもの。
あるいは、幸せは自分でなるものつくるもの。
そして無理やりなるものではない。

いつかやってくるものだと思うのは、メルヘンチックだろうか。



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